家族の変化をきっかけに30年住んだ家をリノベーション。ふたりでくらす大人のカリフォルニアスタイル
夢工房 (設計・施工)
和室とキッチンの間仕切りをなくし、アメリカ西海岸の開放感あふれる雰囲気を演出。天井の素材と色味を変えることで、メリハリのあるインテリアに。
DATA
間取り図
自然と暮らす、やさしい住まい
愛着のあるマンションを夫婦ふたり仕様に
自宅マンションを購入して30年。築年数の経過に加え、子どもの独立や親の介護と家族が変化する時期を迎えたIさん夫妻。立地や管理体制を含めて気に入っているマンションを手放すことなく、これから夫婦2人が心地よく過ごせる住まいにリノベーションしました。
コンセプトは、ロンハーマンのような「大人のカリフォルニアスタイル」。床はオーク、天井パネリングはウェスタンレッドシダーの無垢材を使い、木の風合いを楽しめる空間にしました。
さらにキッチン前の収納カウンターや、書斎とリビングダイニングを仕切る収納棚、ダイニングテーブル、テレビボードなどの造作家具をヴィンテージ感のあるタモの集成材で統一。
テーマカラーは海や空をイメージした青と白。キッチンには青いタイル、ダイニングには白い羽目板を張り、リビングの大きなソファは青を選んでいます。
それぞれが快適な居場所をつくる
間取りはキッチンをオープンして一体感のあるLDKに変更。もともと和室だったスペースをリビングと書斎に振り分け、開放感のある空間をつくりあげています。
リノベーション後の住まいで、夫が特に気に入っているのは、リビング横の書斎。棚の一部がリビングとつながっているので、風や光を取り入れられるだけでなく、仕事中もさりげなく家族の気配を感じられるところが良いのだそう。一方、フラワーアレンジメントの講師をしている妻は、広いテーブルがあるダイニングに大満足。「作品作りのインスピレーションも湧きますし、生徒さんたちと広い机を囲んでレッスンをする夢がかないました」。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:オーク無垢材
壁:漆喰、珪藻土(寝室)
天井:レッドシダー無垢材
INSTRUMENTS
キッチン:ウッドワン
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リノベりす編集部コメント
開放感がある空間と素材や色味の絶妙なバランスによって見事にカリフォルニアスタイルが完成していますね。リゾート感がありつつ、上品な雰囲気を感じました。無垢材や漆喰、珪藻土などの自然素材を使用しているので安心して暮らせそうです。