シンプルのなかに優しさが活きるぬくもりの邸宅
夢工房 (設計・施工)
「白×木」の配色を基調とした、シンプルな中に優しさがプラスされたリビング。明るい配色で開放感あふれ、採光も抜群です。
DATA
間取り図
住みよい環境が人気の街、横浜市都筑区の一角に、その家はありました。両親が近所に引っ越ししたことを機に、実家を譲り受け、住み替えのためのリノベーションをすることになったOさん夫妻。「シンプルだけど木の風合いがある家」を目指してのリノベーションが始まりました。
自然と暮らす、やさしい住まい
間取りの変更で叶えた解放感と清潔感が実現した実家リノベーション
2階建てで、延床面積は85平米の広さを有していますが、できるだけ広々と使いたいという要望だったため、細分化されていた間取りの変更と入念な収納計画を行い、すっきりとした空間が実現しました。1階部分は3部屋あったものを2部屋に、2階部分は2LDKだったものを1LDKへと間取りの変更をしています。もともと細分化され生かし切れていなかったスペースは各部屋の収納として生まれ変わり、広くなった空間をすっきりとより広く使うための工夫がなされています。
細分化されていた間取りを変更することで開放感あふれる空間を手に入れたLDK。「白×木」の配色の中で、引き締め役となっているワントーン濃い目の色合いを放つ柱。インテリアと調和させ、空間が一段と魅力的に。
シンプルな中に木の優しさをプラス。活きる素材選び
「白×木」のカラーバランスを基調とし、それぞれの色が喧嘩しないように部屋の素材や色味を選びました。床のフローリングは、ぬくもりある木肌が優しいイメージの無垢材、ウッドワンの「ピノアース」シリーズ。壁や天井は手入れのしやすい白のビニールクロスを採用しています。書斎には、「白×木」のシンプルなデスクを造作。それぞれの部屋のデザインはあくまでもシンプルですが、建具だけでなくインテリアにも、味わい深さやこだわりをさりげなく詰め込んで完成したお家。遊びにいらっしゃるお友達が「O様らしいね」と口にしてくださるそう。ご家族の雰囲気や空気感が表現されたリノベーションとなりました。
「白×木」の配色が活きる造作の書斎のデスク。対面の造作のカウンターデスクは、Oさん自らがDIYによって設置されたそう。造作ならではの使い勝手の利便の良さを兼ね備えた優れもの。
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キッチン側からのLDKの眺め。室内扉も木目の美しいものを選んでいます。
リビング側からのLDKの眺め。壁紙と天井に白の壁紙を採用したことで、明るく広々とした空間となっています。
場所は変えず設備を一新したキッチン。白を基調とした明るく清潔感あふれる空間。
子ども部屋にも白い壁紙を用いることで、ごちゃごちゃしがちな空間がすっきりとまとまっています。
玄関も「白×木」の配色ですっきりとしつつも温かみのある空間です。
「白×木」を基調としたシンプルな空間ですが、ペンギンのアクセントクロスで可愛らしい演出がされているトイレ。
玄関の外の階段下アプローチには、自転車を駐輪できるスペースを設けています。
MATERIAL
床：ウッドワンピノアース（無垢）
天井壁：ビニールクロス
トイレ壁：クロス
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リノベりす編集部コメント
ご両親が住むお宅のほど近くに、ご実家をリノベーションして住まわれるというお宅でした。ご実家をご自分たちのこだわりの空間に生まれ変わらせた素敵リノベーション。ご両親からの家を受け継ぎ、住み続けようとされるご家族がとても素敵だと思いました。シンプルな中に優しさがプラスされた家。この家で暮らすご家族のあたたかな日常が垣間見れるようです。