無垢の木に心地よく包まれる住まい。予想外のプランで楽しいリノベーションに
湘南リフォーム (設計・施工・プロデュース)
クローズドキッチンの間仕切り壁を取り払い、明るくオープンなLDKに。内装材には憧れのイメージがあったので、プランナーと連絡を密にとり、慎重に決定したのだそう。
DATA
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
木の温かな質感とナチュラルな色合いで彩って
賃貸住宅に暮らしながら、マイホームの購入を考えていた夫妻。築18年の中古マンションを購入し、ひとまず壁紙の張り替えと浴室やトイレを取り換えようと湘南リフォームに相談しました。ところが打ち合わせを重ねるうちに、プランナーから「実は家全体の雰囲気づくりがメインテーマなのでは？」と、思い切ってキッチンと洗面台交換へ方向転換のアドバイス。もともと好きだった木のナチュラル感が引き立つ、シンプルな住まいにリノベーションすることになりました。
設備はキッチンと洗面を交換。部屋の印象を左右する床には、既存のフローリングに無垢材を上張りしています。造作のデスクや収納棚、洗面カウンターも色や素材感を合わせ、家じゅうどこに居ても木のぬくもりが感じられるようになりました。
リビングのデスクは、収納ボックスやミシンのサイズに合わせたオリジナル。ミシンの振動にもぐらつかない頑丈なつくりです。
デスク同様、収納カゴなどがすっきり収まるよう、寸法を細かく決めた洗面カウンター。掃除がしやすい壁付け水栓をセレクト。
既存の間取りを生かして広がりのあるLDKに
「壁を取り払うことはイメージ出来なかったけど、完成後に実際見たら本当に良かったです」と夫妻。既存の配置はそのままに、キッチンをリビングダイニングとつなげることで、家族のくつろぎの場がグッと開放的になっています。キッチンもインテリアの一部と考え、本体は木の風合い豊かなウッドワン、背面には木材のオーダーカウンターを選択。また手元が少し隠れるように、腰壁も造作しました。
設備交換の相談から始まったリノベーション。想像以上のプランによって、快適で自分たちらしい住まいに生まれ変わりました。「当初考えていた内容では、リノベをこんなに楽しみにしていなかったと思います」と夫妻は嬉しそうに振り返っています。
シンク下は扉を付けずゴミ箱スペースに。オープン棚にはバランスよくキッチン雑貨を並べています。
背面の収納は、既製の家具に合わせてカウンターを造作したことで、コストダウンに。ネイビーのクロスがアクセント。
玄関から廊下にかけても無垢材を使用。土間部分はお手入れしやすいコンクリート調のフロアタイルに。トールサイズの収納を追加しました。
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寝室の壁はドイツ生まれのオガファーザーに。アクセントカラーの部分は、施主自身で塗ったのだそう。
壁色を自分で選び、自分の手で仕上げたという子ども室。水色の壁と無垢フローリングがお気に入りです。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：無垢フローリング
壁：オガファーザー（洋室）
INSTRUMENTS
キッチン：ウッドワン
洗面：造作
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リノベりす編集部コメント
自然光をたっぷり取り入れた、無垢床のリビングダイニング。そこからつながるナチュラルキッチン。気持ちのよい空間が、トータルでコーディネートされていますね。オーダーメイドのデスクや収納が、使いやすそうで素敵です。