築浅だから既存を活かしてコストダウン。自然素材に包まれるマンションリノベ
湘南リフォーム (設計・施工)
シンプルなデザインの家具が引き立つ、オープンでくつろげる空間。床のオーク材や生成りのファブリックがほどよい温かみを添えています。室内窓で、リビングの採光を寝室でも得られるように。
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
それぞれの部屋に収納スペースを設けて家事ラクに
実家に近く、立地や環境が気に入っていたマンション。夫の転勤のため賃貸に出していましたが、戻ることが決まり、家族のこれからの生活を見据えてリノベーションすることに。築浅だったので、既存のものをなるべく活かしつつ、暮らしやすい間取りや憧れのインテリアを叶えています。
共働きの夫妻の希望は、家事ストレスがフリーになるような動線と収納の充実。そこで各部屋に、それぞれの部屋で使うものをしまう収納を設けて、ものの指定席をつくりました。すぐそばに収納があるため、あっという間に片付けは終了。家事の手間がぐっと軽くなっただけでなく、生活空間をいつも綺麗に保てるようになりました。
間仕切り壁を撤去してオープンな対面キッチンに。カウンターの下には大容量の棚をつくり、リビングダイニングで使う日常のこまごまとしたものを収納。
快適な室内環境をめざして、室内窓やインナーサッシをプラスする
自然素材を多く取り入れた、居心地のよい住まいをイメージしていた夫妻。オーク無垢材やウッドチップクロス、タイルなどを使い、ナチュラル感あふれる空間に仕上げています。床は、既存に上貼りすることで、無垢材を使いながらもコストダウン。好みのスタイルに馴染む建具や食器棚はそのまま活かし、愛用してきた家具とのバランスをとりました。
自然素材の心地よさに加え、採光や通風、断熱性を高める工夫も。外部の影響を受けやすい共用廊下側の窓は、今のサッシをそのままに、室内側に新たなサッシを二重に取り付けました。またキッチン前の壁を取り払ったり、閉鎖的な寝室に室内窓を設けたりしたことで、家じゅうに光と風がめぐっています。
幅広のオーク無垢材を敷き詰めたLDK。既存の建具や手持ちの家具との相性を考え、色味をセレクトしました。キッチンカウンター下の扉には、美しい木目を楽しめるオーク無垢の突板を使用。カウンターの天板には集成材を合わせ、ナチュラルなキッチンまわりを統一しています。
そのほかの画像を見る
キッチン一体のリビング収納は、取っ手を設けないプッシュ式を採用。通るときに引っかからず、見た目もすっきり。
収納力アップのため引き出しキャビネットに。食洗機は既存を再利用。床の塩ビタイルには、目地材を入れました。
新たに取り付けた室内窓によって明るさと風通しを確保した寝室。スポットライトは調光式のため快適に眠りにつけます。
寝室のウォークインクローゼット。棚の奥行きを変えることで、布団からバッグまで取り出しやすい収納に。
北側の子ども部屋は、無垢材、ウッドチップクロス、インナーサッシ（二重窓）で快適性を高めました。
2方向からアクセス可能な子どものウォークインクローゼット。季節の家電などもしまえるたっぷりサイズです。
モルタルのイメージで選んだタイルが印象的な玄関。メンテナンスを考えてタイルを選びました。
オープン棚やハンガーが掛けられるアイアンバーを追加した洗面室。少しの収納をプラスして家事ラクに。
トイレは、内装のみ変更。本物のタイルのような塩ビタイルとグレーの壁でスタイリッシュな雰囲気。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：オーク無垢材、塩ビタイル(キッチン・トイレ)、タイル(玄関)
壁：ウッドチップクロス
この事例のリノベーション会社情報をみる
湘南リフォーム
中心価格帯
対応エリア
リノベりす編集部コメント
シンプルなスタイルに自然素材をプラスした、すっきりと洗練された空間ですね。明るい木目と白い壁で仕上げているので、お気に入りの家具が映えています。収納をたっぷり設けたことで、生活空間が散らからず、家事動線もスムーズになりました。