母のひとり暮らしと夫妻のセカンドハウスを合体。湘南でみんなが快適なライフスタイルを実現したリノベーション
湘南リフォーム (設計・施工)
江の島の灯台も望める、最上階の角部屋。外にはルーフバルコニーが広がり、日当たりも風通しも抜群です。
DATA
間取り図
その人にとっての"最高の家づくり”に真摯に向き合う
機能にもデザインにもこだわったロフトベッド
湘南の海の近くに、セカンドハウスとして中古マンションを購入した施主夫妻。普段は妻の母親が暮らし、週末には夫妻で訪れ、夫がサーフィンを満喫する生活を叶えたい、とリノベーションを行いました。
希望したのは、夫妻の寝室となるロフトを、LDKの一角に設けること。窓のない壁側の落ち着いた場所に、上下に分かれたベッドコーナーをつくりました。昇り降りが面倒に感じる梯子に代えて、固定階段をリビングから見えないところに設置。階段の上には、リモートワーク対応の折りたたみカウンターを取り付けています。木目の風合いが残るナチュラルなつくりに、角を丸くした室内窓やマリンランプ、ガラスブロックなどを加えることで印象的なコーナーになっています。
ロフトベッドやリビングダイニングの理想の形は、妻が絵に描いて湘南リフォームの担当者に伝えました。イメージを早く共有できたことで、より細かい打ち合わせもスムーズに。
収納付きのベンチは、いろいろ使える特等席
ルーフバルコニーが広がる窓側には、壁いっぱいのベンチとワークカウンターを造作。ベンチはソフトクローズ機能付きのフタ（座面）を開けると、大容量の収納スペースになっています。寝転ぶことができるほど奥行きのあるベンチと、いくつかのチェアを組み合わせれば、大人数のゲストにも対応可能。景色を眺めながら仕事をしたいときには、ここがワークスペースに様変わりします。
床はカバ材の無垢フローリング、壁や建具、ロフトベッドは塗装仕上げに。また自宅では愛猫2匹と暮らしていることから、キャットウォークや猫トンネルなどもしっかり準備しています。
「いろいろ落ち着いたら猫たちも連れてこようと思います。きっと彼らも無垢材の気持ちよさにうっとりするでしょうね」と夫妻。
万が一キャットウォークを使ってくれなくても、飾り棚として活かせるデザインに。
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ロフトベッドはガラスブロックを埋め込み、客船を彷彿させるデザインに。壁に囲まれて自由に過ごせる隠れ家のような空間です。
ロフトベッドの上段からは、窓を通して湘南の景色も楽しめます。ヨットや灯台のステッカーで遊び心をプラス。
コンロ側のみ壁を立てた、フルフラットの対面キッチン。ダイニング側には収納も。
クリスタル系の天板に合わせて、壁にはグレイッシュホワイトのタイルを選択。
洗面室に通じる猫トンネル。インターホンやスイッチはニッチに収めてすっきりと。
玄関土間を広げてクローゼット＆ユーティリティーに。濡れたサーフボードやウェットスーツもそのまま置くことができます。
縦格子の中は、室内干しからアイロン掛けまで可能なユーティリティー。風通しもよく、湿気のこもらない構造。
背面にオープン棚を設けた洗面室。カウンターの下は猫トイレの置き場で、すぐ横には自由に行き来できる猫トンネルが。
レトロな壁出し水栓とデザインタイルを組み合わせた造作洗面台。細かいものは三面鏡キャビネットに収納しました。
トイレットペーパーや掃除ブラシも背面に収納できます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：カバ無垢材
壁：オガファーザー（ウッドチップクロス＋自然塗装仕上げ／LD、洋室）
壁：タイル（キッチン、洗面室）
床：モルタル仕上げ（玄関土間）
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リノベりす編集部コメント
夫妻のベッドコーナーをコンパクトにまとめることで、普段の母の生活を尊重しつつ、週末は一緒にゆっくりできるセカンドハウスになりましたね。サーフィンを楽しんだり在宅ワークをこなしたり、くつろぎ感と便利さが両立した住まいだと思います。