みんなで、ひとりで。それぞれの趣味を満喫できる2世帯リノベ
GLADDEN(グラデン) (設計・施工)
DATA
間取り図
海外に倣った「暮らしを楽しむ空間」を提供
思う存分、趣味を楽しむ住まい
子世帯である夫妻が、「趣味を思う存分楽しめるように」と、妻の実家である戸建て2階部分をリノベーション。広いリビングの隣には、独立壁を隔て、ホビースペースをつくりました。きっちりと個室を造りこむのではなく、壁上部に透明ガラスを使用してリビングとの一体感を持たせています。壁の裏側には、勉強や仕事をする場所としても使い勝手がのよいカウンターテーブルを設置。夫婦が各々の趣味を楽しみながらも、いつでもお互いの気配が感じられる心地のよい住まいとなっています。
またリビング上のロフトに漫画を楽しめる部屋をつくりました。座椅子や机を置いて、さながら漫画喫茶のような雰囲気を楽しむことができます。人が立てるほどの天井高はありませんが、逆にそのおこもり感が居心地よく、つい長居してしまいそうな空間です。
仕切りをすべて壁にするのではなく、上部にガラスを使用することで開放感を。
ロフトに設けた漫画を楽しむスペース。じっくりと趣味に没頭できる、落ち着いた空間になっています。
自然素材を活かした、温かみのある住まい
建具や床は素材を活かし、室内は木の温もりを感じられる仕上げに。自然素材は使い込むほどに味わいが深まり、それはやがて家の個性へと変化していきます。
子世帯の住まいへの入口になるキッチン隣の扉は、丸い窓が2つある印象的なものを採用。キッチンのアンティークなタイルとともに、部屋に変化を与えています。
照明にもこだわり、スペースごとに違う形のペンダントライトを取り付けました。木の素材とインテリアがマッチして、落ち着いた温かみのある空間を作りだしています。
キッチンは白とブラウンを基調に。壁のアンティークなモザイクタイルが印象的です。
子世帯への入口には、アンティークな照明を選びました。木の質感と調和して、温かみのあるエントランスに。
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壁一面を本棚にして、持っているものをすべて把握できるようにしています。飾り棚として活用することも可能。
隔て壁の裏側いっぱいに机を造りつけて、勉強や読書などをできるようにしています。壁の裏なので、リビング側から見えずスッキリ。
ホビースペースからリビングダイニングを見たところ。パソコンに向かいながらも視線を変えるだけでリビングにいる家族の姿が見られます。
天窓からも採光がある明るいキッチン。独立型なので、生活空間であるリビングダイニングがごちゃつかず、ゆったりと過ごせます。
落ち着いた色味のモザイクタイルとアンティークな木の窓枠が味わいのある小窓。キッチン正面に配置されています。
ロフトへ上る階段は、省スペースながらゆったりと上り下りできる設計に。ベンチ代わりとしても。
レトロな雰囲気の洗面室は、モスグリーンのアクセントクロスで落ち着いた空間に。
木の温もりと吊り下げ照明が温かみのある廊下スペース。建具を丸くくり抜きアレンジされています。
MATERIAL
壁：タイル（キッチン）
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GLADDEN(グラデン)
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リノベりす編集部コメント
家族それぞれの「個の時間」を大切にした素敵な住まいですね。それぞれ趣味の時間を満喫できる部屋があるので、休日に家にいる時間が増えそうです。