可変性のあるプランが魅力的！リノベーションで子どもと一緒に成長する住まいに
GLADDEN(グラデン) (設計・施工)
白・グレー・木で統一されたリビングダイニングは、色数を増やさないことで、シンプルでおしゃれな雰囲気に。「パリのアパルトマンのような空間が憧れ」と施主夫妻。
DATA
間取り図
海外に倣った「暮らしを楽しむ空間」を提供
現在のライフスタイルをもとに間取りを再構成
まだ小さい子ども2人と暮らす施主夫妻。8年間住んできたマンションは、立地や環境は申し分ないものの、家族が増えたこともあり、不満な点も出てきたのだそう。そこで「今を楽しむ」空間をテーマに、リノベーションを決意。部屋の線引きを変え、理想の住まいに再構築しました。
間取りは、キッチンなどの水まわりを移動し、暮らしの中心となるLDKや、使う時間が重なりやすい洗面室を広くとるプランに。リビングの一角をアクリル板で仕切り、家族みんなで共用できるプレイルームをつくりました。また玄関ホールを広げ、クローゼットを設置。将来、子どもの成長に合わせて、プレイルームと玄関ホールを、必要な時期がきたら子ども部屋に変えられるようにしています。
リビングとつながる場所に、子どもが安心して遊べるプレイルームを配置。家族の気配がいつでも身近に感じられます。
土間とホールを思いきって広くした玄関。子ども部屋に変えることを考えてクローゼットも設けました。
落ち着いたカラーコーディネートでシックにまとめて
インテリアは「パリのアパルトマン風の大人っぽい雰囲気」に。シャビーシックな木枠やクラシックなモールディングを使い、海外を思わせる美しい空間にまとめ上げました。
住まいを構成するものすべて、2人の美意識をもとに丁寧に選んできたという夫妻。その大切な愛用品が映えるよう、壁は淡いグレー、床はミディアムブラウンとシンプルな色合いに。部屋じゅうを見渡せるオープンキッチンや背面のタイル、リビングのソファと、面積の大きい場所にグレーを配置し、それぞれの風合いを活かしてすっきりと仕上げています。色数を抑えて詰め込み過ぎない空間は、どこか上品で落ち着いた佇まい。厳選した色と質感で、理想のインテリアを叶えています。
作業動線がスムーズなサイドキッチンスタイルに変更。Ⅱ列型カウンターで作業スペースを広げています。
大きな開口から穏やかな風が流れる心地いよいリビング。引き戸を開ければ、プレイルームまで一体に。
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シンプルで上質な素材を使ったこだわりのキッチン。見た目に楽しい「見せる収納」で雰囲気よくまとめました。
子どもの姿を見ながら調理ができるオープンスタイル。奥行きのあるフラットカウンターの対面式です。
作業がしやすく収納もたっぷりのキッチンは、面材やフードを白で統一して清潔感あふれるスペースに。
リビングと程よくつながるプレイルーム。透明な仕切り扉は、危険が少ないアクリル製をセレクト。
子供の成長に合わせ、家具の数やレイアウトを変化させる部屋。大きな押入れも設置しています。
ほかの部屋と同様、白、グレー、木で揃えたプレイルームは、おままごとキッチンが楽し気な雰囲気。
モールディングを施した白い扉が、玄関からリビングをつなぐ移動空間を美しく演出しています。
大容量の収納をつくり、洗濯などの家事も効率よくこなせる洗面脱衣室。扉付きの棚やミラーで隠す収納に。
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GLADDEN(グラデン)
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リノベりす編集部コメント
だんだん成長していったり、独立して人数が変わったり、子ども部屋は変化の多いスペースです。あまりつくり込まず、自由に使えるようなプランにしておくと、対応しやすくなりますね。