木造戸建てを増築＆フルリノベーションで広く住みやすい空間に。質感にもこだわった住まい
アズ建設 (設計・施工)
玄関部分を増築して13畳と広くなったリビングダイニング。思い切って取り入れた黄色いクロスが、部屋のアクセントになっています。
DATA
間取り図
技術力の高さに定評、ライフスタイルに合わせたこだわりの詰まったリノベーションを提供
リノベーションだけでなく増築もして広々とした空間に
築40年3LDKの戸建て木造住宅を2LDK＋ウォークインクローゼットと余裕のある間取りにフルリノベーション。玄関の部分は増築をし、空間自体も広げました。
増築とともに、階段の位置も玄関を入ってすぐの場所からLDKの端に移動。これにより面積が広くなっただけでなくきれいに間取りを配置できるようになり、トイレ・脱衣所・浴室などの水まわりも含めて、ひと部屋ひと部屋を大きくすることができました。
移動した階段下のデッドスペースも収納に有効活用。グラスや季節家電、ストックなどをすべてしまえる大容量の収納なので、部屋をごちゃつかせずにすっきり保てます。
玄関ホールにあった階段を、建物の隅であるキッチンの横に移動。必ずリビングを通ってから2階へと上がるという動線ができ、自然に家族間でのコミュニケーションが生まれるようになりました。
シンプルながら少し高級感のある内装に
部屋は全体的に白を基調とし、シンプルで落ち着いた大人の内装にしました。白がメインですが、リビングの壁一面は淡いイエローのアクセントクロスを張って印象的な空間に。ほかの部屋とは違う色味を使うことで、部屋のメインであるリビングダイニングを特別な空間に仕上げています。
玄関と水まわりの床にはタイルを使用。濡れても拭きやすく清潔を保てるというメリットもありますが、見た目にも高級感があります。
階段の手すりは、特注でつくった黒皮を使った素材感のあるものをセレクト。シンプルな空間ながらに素材や質感にこだわることで、高級感がプラスされた住まいになっています。
床は施主こだわりのタイル。玄関だけでなく、ホール部分も同じタイルで仕上げています。
特注でつくった階段手すりは黒皮のもの。細かい部分の素材にこだわり、高級感をプラスしています。
そのほかの画像を見る
階段のニッチ部分につくったガラスのショーケースは、デッドスペースを有効活用するため特注のサイズ。お気に入りのグラスをディスプレイしながら収納しています。
場所を移動した2階へと向かう階段。特注の手すりがポイントになっています。
造作の洗面台は、座って化粧ができるように開口スペースをつくりました。コンパクトながらタオルも入る大容量収納を備えています。
玄関も部屋全体の雰囲気に合わせて白を基調としています。ガラスの入った玄関ドアにしたことで、2方向から光が入る明るい空間になりました。
MATERIAL
床：合板フローリング
壁：クロス
天井：クロス（一部梁現し）
室内窓：LIXIL
INSTRUMENTS
キッチン：LIXIL
トイレ：LIXIL
洗面ボウル：サンワカンパニー
水栓金具：サンワカンパニー
スイッチ：パナソニック
この事例のリノベーション会社情報をみる
リノベりす編集部コメント
シンプルな空間のなかにも、一つひとつのものに施主のこだわりが感じられます。階段の手すりが黒皮というのが珍しく、質感にも妥協しない住まいになっていますね。