17/09/12 10:26 投稿
リノベーション事例 人気ランキングTOP5!!〈2017年8月〉
リノベのトレンド
2017年8月公開されたリノベーション事例の中で、最も見られた人気リノベーションTOP5を発表。
本来の建物の骨組みにあたる基礎や壁、梁などをあえて露出させ表情を楽しむ、日本家屋ならではの味わいを大切にしたい…などさまざまな住まい手の思いと心地よい暮らしを叶えたリノベーション事例が揃いました。ぜひ、じっくりご覧ください。
1位:時の重なりを感じる団地に、もとの個性を生かしてヴィンテージ感を[株式会社 錬(れん)]
建築本来のラフな魅力を生かした団地リノベーション。築27年の室内には、味わいを増した躯体そのものや建具が残されていました。「躯体現し」で表情を生かし、素材感に合う材料として、床にオーク無垢のフローリング、キッチンの壁に白いタイルなどを選択。その空間に、あえて残したレトロな雰囲気の室内ドアや家具がバランスよく彩りを添えています。ダクトや配線を見せた、荒々しくも感じる空間がカジュアルになりすぎないのは、住まい手のセンスによるもの。躯体の無骨さを印象的に見せるデザインとして組み込み、ラフで心地いい空間へと再生させました。
2位:記憶とともに母屋を引き継ぐ、古民家リノベーション
妻の母親が一人暮らしとなったことを機に、母屋での同居を開始したYさん家族。建て替えはせずに思い出の詰まった母屋を残したい、という気持ちが湧きあがり、リノベーションを決意しました。梁や建具といった躯体を生かし「本来の日本家屋の姿を大切に」という希望を叶えています。それと同時に、耐震性のアップ、キッチンや水回りの刷新など、現代の生活に必要とされる機能を追加していきました。暮らしの中心となるLDKは明るい空間に大変身。リビングの天井を抜いてつくった吹き抜けは圧倒的な開放感です。
3位:築30年の住まいに、音楽と暮らしのハーモニーを添えて[株式会社 夢工房]
築30年の戸建て住宅のリノベーションを選択したIさん。最大のポイントは家族4人がいつも集える場所をつくることでした。掃き出し窓のある和室をとり込んで、LDKをひと続きに。仕切りのないオープンな空間のなかに、ソファコーナーや宿題もできるデスクコーナー、趣味の音楽が楽しめるDJブースなど、ゆるやかな機能をもつ居場所を配置します。家族それぞれが自然と集い、心地よい時間を過ごせるようになりました。またキッチンなど水回りを生活動線に基づいたレイアウトに見直すことで、日々の暮らしが大きく改善されています。
4位:シンプルなスタイルに自然素材をプラスした、実家リノベ[住工房株式会社]
夫の両親と同居することになり、実家のリノベーションに踏み切ったKさん。十分な広さがある居宅だったため、ほぼ完全分離型の二世帯リノベーションとなりました。1階の親世帯はバリアフリー設計で安全に。2階の子世帯は廊下をできるだけ少なく、スペースを有効利用したプランです。そして子世帯のインテリアは「大人ナチュラル」。木や漆喰のやわらかな自然のぬくもりと、スタイリッシュでさわやかな印象を合わせ持っています。雑貨やファブリックのセレクトにも妥協せず、Kさんのセンスがすみずみにまで生かされました。
5位:アウトドア好きの2人が辿りついた、スケルトンリノベーショ
注文住宅のように一からプランニングが可能なスケルトンリノベーション。築27年のマンションを購入し、自分たちの暮らしに合った間取りにつくり変えました。個室はベッドルームのみの1LDKとし、効率的な生活動線を考え、水回りや収納場所を配置しています。アウトドアが大好きな夫妻に合わせ家の中でも自然の気配を身近に感じるような工夫も。無垢材の床、漆喰の壁などの自然素材の心地よさに。そして、リビングの一角にはハンモックを。アウトドアグッズの定位置もきちんと確保し、広くなった玄関土間は趣味スペースとして活躍しています。
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リノベりす編集部コメント
2017年8月の人気リノベーション、いかかでしたか?団地、戸建て、マンションと建物の構造が異なったリノベーションがランクインしました。既存の建物の良さを生かせるのもリノベーションならでは。どの事例もプロの知恵で建物の新たな魅力を引き出しています。どの建物を選択するにしても、メリットデメリットを見極め、自分にとっての正解を見つけることが肝要ですね。