22/11/09 10:00 投稿
1位は「ガラス+アイアンの間仕切りがデザインも機能も叶える」|リノベーションランキング(2022年10月)
リノベのトレンド
2022年10月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、透明感のあるパーティションがポイントのリノベーション、家族団らんと1人の時間のバランスを取った住まい、家事ラク動線のプランなどがランクインしました。
1位:ガラスとアイアンのパーティションとおもてなしキッチンが空間をつなぐ
第1位は、リビングダイニングと寝室の間仕切りにガラスのパーティションを使い、明るくオープンな住まいをつくり上げたリノベーション。
細さを極めたパーティションのフレームによって、自然光を効果的に取り込みつつ、上品で軽やかな空間になっています。
キッチンは玄関からダイレクトにつながる、大胆なレイアウト。廊下を省くことで、2人並んで料理ができるほどのゆとりが生まれ、収納スペースも充実しました。モラート(特殊セメントモルタル)を塗装したキッチンの天板は、独特の質感で味わいのある仕上がりに。ゲストを迎える玄関のディスプレイカウンターとしても使用しています。
2位:家族が程よい距離で過ごせるメリハリのある住まい [スタイル工房 ]
部屋数を減らし、家族みんなが一緒に過ごす場所と、1人でゆったりできる場所をプランしたリノベーションが第2位。
壁を撤去した広いLDKは、自然と人が集まりだれでもくつろげる空間とし、2つの個室は子どもたちがめいめいに使っています。
ユニークなのが、夫妻それぞれ自由に過ごす居場所。LDKの一角に下部を収納にしたロフトベッドをつくり、妻の専用スペースに。普段LDKに居ることの多い妻が、LDK全体を自分の部屋のような感覚で使えるようになっています。夫は、独立性の高い書斎をキッチン横に配置。キッチンのレイアウトを変えてスペースをつくり、こちらにも収納付きのロフトベッドを取り入れています。
3位:動きに無駄がなく、家事や生活がしやすい動線プラン [たすかけ 吉祥寺ラボ]
第3位は、ライフスタイルをもとに生活動線をプランした住まい。
家族が同じ空間で過ごしながら快適な距離感が保てるよう、多様な動線をプランしています。中でも、家事をする動きにかかわる「家事動線」はアイデア満載。リビングにつながるメインの動線のほかに、食料品の買い物帰りにキッチンまでラクに運び込めるようにしたり、靴のまま入ってコートなども置けるシューズインクローゼットをつくったりしました。
さらに家の随所に適切な収納を設けることで、片付け動線もスムーズに。リビングにはパーティションで仕切ったような広々とした収納を造作し、書斎や愛犬スペースとしても活用しています。
4位:撤去できない壁をデザインとして活かす大胆リノベ
間取り変更が難しいと言われる、壁式構造のマンションリノベーション。取り払うことのできない壁を活かしつつ、部屋と部屋が連続するように設計されています。
LDKとつながる趣味部屋は、本やCDを収納する棚を天井いっぱいに設置して、ちょっとこもり感のある空間に。左右の動かせない壁と下がり壁がつくる額縁のようなデザインが、シンプルな空間に程よいアクセントを与えています。
また、築44年ということもあり、家全体の断熱性を強化。断熱材、二重窓、床暖房を新たに設置することで、心地よい暖かさを感じる住まいになりました。
5位:のびやかな動線を確保して開放感を楽しむ家 [ゼロリノベ]
見晴らしのよいLDKの壁を取り払ってワンルームにまとめた住まい。キッチンの向きを変更し、造作のダイニングテーブルをつなげて開放感を一段と高めています。
またLDKに隣接する子ども部屋に室内窓を取り付けたり、何もないフリースペースを設けたりすることで、空間に奥行きも感じさせています。
間取り変更とともに大きく変わったのは、家族が行き来する家の中の通り道。キッチンとテーブルの配置で家事動線を短縮し、洗面台を単独で設置することでスムーズな手洗い動線に。キッチンからパントリー、そのまま洗面室を通って脱衣室までつながる動線も便利です。
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