22/12/20 10:00 投稿
【2022 年間ランキング】最も注目されたリノベーション事例TOP10!!
リノベのトレンド
リノベーション専門情報サイト「リノベりす」では、毎年、その年に一番ユーザー支持を集めたリノベーション事例をランキング形式で紹介しています。今年も多くのリノベーション事例が公開された中、2022年に最も注目された事例は?「リノベりす年間ランキングTOP10」の発表です。
第1位は、3LDKを「ほぼワンルーム」につくり変えたリノベーション。仕切りを極力減らしたオープンな空間に、LDKとワークスペースが程よい距離感で配され、居心地のよい住まいになっています。
第2位は料理やお酒を楽しむキッチンプラン、第3位は明るいキッチンが主役の住まい。キッチンを暮らしの中心に据えたリノベーションにも注目が集まりました。
住みやすさが格段にアップする工夫を詰め込んだリノベーション事例TOP10。これから始める家づくりのヒントを見つけましょう。
1位:空間を一体化させる再構築で、フレキシブルな住まいへ [ゼロリノベ]
2022年で最も注目された事例は、リビングをできるだけ広くとり、3LDKからほぼワンルームに間取り変更したリノベーション。
LDKとワークスペースを合わせれば20畳を超える広さで、ベッドルーム以外は個室を設けず、フレキシブルに部屋を足せるようにしています。
ワークスペースは普段はオープンに使い、オンライン会議の時には独立した部屋に。ガラス扉で仕切っているため、閉めていても開放感にあふれていて、明るい雰囲気を保っています。壁や天井は「余白を残す」をモットーにした、白が基調のシンプルな仕上げ。モダンを感じさせる北欧デザインの家具や照明が映える、心地よい住まいになっています。

「ゼロリノベ」に依頼した、住まい手のコメント
一番の変化は夫婦で好みの家具や雑貨を選んだり話したりすることが多くなったことです。こういった楽しみがリノベの後も続いていくのは設計時に残していただいた余白のおかげかなと思います。ゼロリノベさんにお願いしてよかったです。
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
2位:使いやすいキッチンをつくり、景色と料理を存分に楽しむ [インテリックス空間設計]
第2位は、見晴らしの良い物件探しから始まったリノベーション。高台に建つマンションの一室で、横浜の街並みを眺めながら料理やお酒を楽しめるダイニングキッチンをプランしています。
キッチンとテーブルは、作業中も食事中も大きな窓から自然に景色が目に入ってくる横並びのレイアウト。2人並んで料理ができる十分な広さを確保し、料理好きならと勧められたガスコンロを採用しています。木の風合いとグレーのタイルでコーディネートしたキッチンは、街角のカフェのような佇まい。特別に誂えたグラスラック付きの吊り棚も雰囲気を添えています。

「インテリックス空間設計」に依頼した、住まい手のコメント
私は出社・在宅勤務が半々ぐらいですが、ワークスペースで快適に仕事に取り組んでおります。最近では、友人から「リノベーションの参考にしたい」と言われる事もある自慢の我が家です。
この度の受賞は建築士さん、インテリックス空間設計の皆さんのご支援のおかげです。ありがとうございました。
「すべての人にリノベーションで豊かな生活を」
3位:人の動きを固定しない、明るく自由なキッチン空間 [CLOCK(クロック) ]
壁式構造のマンションを、キッチンが中心の明るい住まいに仕立てたリノベーションが第3位。
購入前に、CLOCKによる「できること」と「できないこと」の調査を実施。キッチンの移動や玄関と水まわりの拡張が可能と分かり、物件購入×リノベを決断しました。
プランは、暗く閉鎖的なキッチンをリビングに動かし、玄関との間仕切り壁に室内窓を設置。窓の取れない場所には収納をつくり、家全体に光や風が通り抜けるようにしています。
キッチンは両サイドから出入りができるため、家事や生活の動線もスムーズ。隣接する子ども部屋はもちろん、パントリーにも扉を設け、生活感の漂うものを上手に隠す工夫もしています。

「CLOCK(クロック) 」に依頼した、住まい手のコメント
新築や建売にはない広さ×自分たち好みのデザインを実現できるのは中古リノベの一番いいところ。たくさんの方にオススメしたい選択肢です!
“ジャンルレス”に肩肘張らず、楽でのんびりできる空間のある毎日を
4位
ハコリノベ
住んでいた3LDKのマンションを子どもの成長に合った住まいに。間取りは大きく変えずとも、玄関や廊下を広くすることで、今までとはまったく違う風景に生まれ変わっています。玄関ホールからつながる廊下はただの通路にはせず、2倍近く幅を広げて部屋と同じような機能をもつ空間とし、壁や扉を美しく整然とコーディネート。住まい全体を彩る、グレイッシュでシックなインテリアも印象的です。
5位
錬(れん)
昭和に建てられた、壁式構造の公団団地。もとの間取りを活かしつつ、さまざまな工夫で家の基本性能をアップさせています。リビングとダイニングは扉を省いて、向き合う2方の窓から風が通り抜けるプランに。リビング兼ゲストルームにはたっぷりした収納も。キッチンは位置は変えずに本体を交換し、追加したやや高めのカウンターが雑然としがちなスペースを上手に目隠ししています。
6位
entrie(エントリエ)
子どもが10代になり、家族の生活リズムが変化したのを機にリノベーション。動線を見直し、子ども部屋や収納の配置を考えることに。洋室とクローゼットがあった場所は分割し、2人の子どものための個室として活用。それぞれデスクコーナーを組み込んだロフトベッドを設置しました。収納の不足はキッチンの向きや形状を変え、隣に家事室をつくることで見事に改善しています。
7位
nu(エヌ・ユー)リノベーション
マイホームを考え始めたきっかけは、巣立った子どもがいつでも帰ってこられる場所をつくりたい、と思ったこと。希望のエリアに1年ほど賃貸で暮らし、中古マンションを購入後フルリノベーションしました。食事の時間が家族団らんの中心になるよう、キッチンをオープンスタイルに変更。内装は、お気に入りのショップからインスピレーションを得て、グレーと白が調和するデザインでまとめています。
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リノベりす編集部コメント
2022年の人気事例ランキング、いかがでしたか?最も人気があったのは、暮らしの中心となるスペースをワンルームにまとめるプラン。さまざまな時間を過ごすリビングや仕事をこなすワークスペースが一つの空間にあり、オープンかつプライベートな多機能空間を叶えています。限られた空間を最大限に活かす開放的なアイテムとして、ガラス扉やアイランドキッチンの有効性を再認識したリノベーションでした。
「リノベりす」では、さまざまなアイデアを盛り込んだリノベーション事例をご紹介しています。間取りやインテリアの参考に、来年もぜひご覧ください。