24/09/11 10:00 投稿
1位は「国際結婚ならではの住まい」|リノベーションランキング(2024年8月)
リノベのトレンド
2024年8月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、日本とアメリカのデザインを取り入れたリノベーションが第1位。収納スペースの不足を解消した住まいや可変性のあるひとり暮らしリノベーションもランクインしました。
1位:日本とアメリカの要素が自然に馴染む心地よい空間 [インテリックス空間設計]
第1位は、アメリカ人の夫と日本人の妻の好みを組み合わせたリノベーション。
夫が希望した天井の高い開放的なリビングには、妻が好きなテイストや妻の母から受け継いだ和家具がしっくりと馴染んでいます。
和洋の雰囲気を纏うキッチンは、夫妻が一緒に作業できるアイランド型に。アメリカの家を見てずっと憧れていたパントリーを備え付けることで、作業性と収納性のよい理想のキッチンスぺ―スになりました。
普段バスタブを使わない生活のため、浴室をシャワールームに変更。タオルウォーマーや大きめの洗面ボウルも取り付けて快適な空間をつくっています。
インテリックス空間設計:多田さん
他にも海外事例のアイディアを盛り込まれた箇所も多く、打ち合わせが楽しかったですね。廊下のニッチは、集めてられていた絵画のフレームに合わせて棚の高さを決めたアートスペース。和と洋が程よくミックスされたインテリアコーディネートが加わり、とても落ち着く空間ですね。
2位:個室を減らし、不足していた収納スペースを拡充 [KULABO(クラボ)]
賃貸住宅の収納不足がきっかけになった中古マンション購入+リノベーションが第2位。
4LDKの間取りから個室を減らし、ウォークインクローゼットとシューズインクローゼットを設けました。
インテリアは白とグレーを基調にしたシンプルモダン。ドアノブやハンギングバーは真鍮、室内窓はアイアン、あえて天井付けにした真鍮のブラケットなど、深みのある素材感も魅力です。
3位:暮らしの変化を見据えた、ひとり暮らしリノベ [スタイル工房]
第3位は、ひとり暮らしの間取りをベースにしながら、ふたり暮らしや賃貸・売却に対応できるように可変性をもたせたリノベーション。
資産価値を高めるために物件購入とリノベーションはセットが良いと考え、物件を半年ほどかけて探し、面白いことができそうなリノベ会社を選びました。
既存の間仕切りを取り払い、間取りは一からプランニング。条件のよいバルコニー側にLDKを配して広さと明るさを確保しつつ、廊下の間には建具を付けずにワンルームのような空間に。
壁で仕切られた書斎と寝室は、それぞれ設けた室内窓によってLDKとつながっています。
4位:インダストリアルな空間で登山アイテムを楽しむ [アートリフォーム]
築48年マンションのスケルトンリノベーション。
2LDKの間取りを、生活や仕事がしやすいメリハリのある1LDKにつくり変えました。
ひと続きのLDKは、大きな窓から自然光が入る場所にレイアウト。キッチンは既存の位置を活かし、大きな作業カウンターで料理をつくる・食べるのスペースを振り分けました。
リビングの壁一面はコンクリートを現しにして、程よいインダストリアルな雰囲気に。大好きな登山やアウトドアのために専用スペースを用意し、有孔ボードや棚の奥行きにこだわることで、まるでショップのような空間をつくっています。
5位:使い方は自由自在!一体感のあるユニークな間取り [たすかけ 吉祥寺ラボ]
子どもたちの成長や変わっていくライフスタイルに合わせて、間取り変更できる住まい。
もともとは平均的なファミリータイプがフレキシブルでユニークな間取りに生まれ変わっています。
LDKは15畳の一室空間で、その隣りに4畳の子ども部屋を2室並べて配置。子どもが小さい時は引き戸を開け放して広く使い、将来は個室として使えるようにしました。
玄関からリビングまで続くホールにはヌックと洗面台コーナーも。
2か所の建具で、間取り変更後の動線や空調に配慮しつつ、開いている時には存在感をなくすことで家全体を一体に感じられるようになっています。
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