23/12/08 10:00 投稿
1位は「間取りは既存でもホテルライクに変身」｜リノベーションランキング（2023年11月）
リノベのトレンド
2023年11月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。
今月は、グレイッシュトーンのホテルライクな住まいが第1位に。最小限の間取り変更で、こだわりが詰まったインテリアを実現しています。
そのほか、インナーテラスのある壁式構造リノベーションや賃貸で住んでいた家を買ってリノベーションした事例にも注目が集まりました。
1位：間取りはほとんど変えず、グレイッシュな理想のインテリアに [スタイル イズ スティル リビング]
第1位は、オーダーキッチンや造作家具をグレイッシュトーンでまとめたフルリノベーション。
もとの間取りをできるだけ活かし、素材や色、テクスチャーにこだわって好みのインテリアをつくり上げています。
LDKは壁を取り払い、明るい大空間に。オープンキッチンは、天板をクォーツストーン、背面収納は入れるものに合わせたオリジナル設計と使いやすさも抜群です。
洗面室とトイレは一室空間に変えて、ウォークインクローゼット、寝室につながる動線を確保。高級感のあるウォールナットのすっきりした内装とともにホテルライクな心地よさを醸しています。
スタイル イズ スティル リビング 担当：齊藤さん
寝室からWICを抜けて洗面・バスルームという動線は、とても快適でどのお宅にもお奨めしたいのですが、リノベーションでは間取りの制約が少なからずあります。
一人暮らしだからご提案出来た洗面と一体のトイレスペースなどと相まって、ゆったりとした水回りは高級ホテルのような快適さです。
お引き渡し後も、ソファや、チェアのコーディネートをお手伝いしました。ソファはTime&Styleに別注した特別なもの。空間にとても馴染んでいます。
2位：壁式構造を活かしたインナーテラスで、ドライフラワー作りも快適！ ［フレッシュハウス］
ドライフラワーを楽しめるインナーテラスをつくったマンションリノベーションが第2位。
当初は広い玄関土間が希望でしたが、壁式構造で間取り変更に制約があったため断念。その代わりに、東南の2部屋をリビングとつなげ、その一角にタイル張りのインナーテラスを設けました。
キッチンは設備が充実したプロ仕様のステンレス。アイランド型の作業台やパントリーをつくり、料理中の動きをスムーズにしています。
寝室と寝室の間には通り抜けられるファミリークローゼットを配置。回遊動線にすることで、使いやすいだけでなく、湿気がこもりにくくなっています。
3位：賃貸で住み続けていたマンションを購入してリノベ [駿河屋]
第3位は、賃貸で15年過ごし、そのまま購入してリノベーションした住まい。
和室が2部屋の「昭和の団地」のような間取りを、大きな室内窓のある明るくオープンな1LDKに一新しています。
床は天然乾燥の杉無垢フローリング、壁は稚内産の珪藻土に。自然素材は気持ちよく、湿気やカビといった長年の悩みもすっきり解決しました。
妻のコレクションや花を飾るためのオープン棚や室内窓、寝室のデスクなど、造作したものの素材もとことん吟味。細部にまでこだわった、どこを切り取ってもフォトジェニックな空間は、カフェさながらの快適さに包まれています。
4位：ゲストを招いて楽しめるオープンでシンプルな住まい [エキップ(equip) ]
プレシニア期を目前に、結婚と同時に購入したマンションをリノベーション。親しい仲間を呼んで楽しく過ごせるよう、リビングはゆったりとりました。
間取りは生活スタイルの変化も見据えながら、田の字型を2LDKに変更。キッチンは独立タイプからオープンな壁付け式に。LDKの中心にカウンターを置くことで、みんなが集まりやすくなっています。
内装は北欧デザインを取り入れたシンプル＆ナチュラルスタイル。
キッチンのダクトを通すための下がり天井も、オーク材で仕上げることで、白と木を基調とした空間に美しく溶け込んでいます。
5位：人も猫も楽しい！部屋ごとに雰囲気が変わるテーマパーク [SHUKEN Re(シュウケンアールイー) ]
築42年のビルの一室がテーマパークのような家に大変身。
仕事をしながら住宅デザインの学校に通っていた施主が、満を持してリノベーションに踏み切りました。
テーマは、イギリスとアメリカのカルチャーの融合。躯体現しやヘリンボーン張り、モールディングをあしらった腰壁などの内装に加え、イメージに合ったウィンドウトリートメントなどを選び、海外風の空間をつくり上げました。
三角形の間取りのため、水まわりの配置には制約もありましたが、デザインに工夫を凝らすことで、それぞれが雰囲気を変えながら使いやすくまとまっています。
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