24/10/11 10:00 投稿
1位は「旅した世界のイメージを住まいに」|リノベーションランキング(2024年9月)
リノベのトレンド
2024年9月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、世界を旅した施主のセンスが光るキッチンカウンターを中心にしたリノベーションが1位にランクイン。落ち着きと余裕をテーマにしたリノベーションや室内窓で明るく開放的になった住まいにも注目が集まりました。
1位:旅先で見つけた素材とデザインをコンセプトにしたキッチンカウンター [東京リノベ]
第1位は、モールテックス+タイルで造作したキッチンカウンターを部屋の中心に置いたリノベーション。
「家族や友人たちと料理をして飲んだり食べたりすることが一番大事な時間」という施主の思いから、多くの仲間が集まれる広いLDKと大きなキッチンカウンターをつくりました。
世界のあらゆる場所の建物を見てきた経験を活かし、インテリアには「土っぽい質感」「自然の素材」「曲線」を採用。テラコッタや無垢フローリングなどの自然由来の素材をふんだんに使い、カウンターには印象に残っていた土の色を再現しています。
設計者の協力のもと、お施主様の色や素材のこだわりをうまく具現化し、アールのデザインと優しいカラーリングがマッチした穏やかな空間に仕上がりました。
現在はお施主様の選ばれた照明や家具が加わり、さらに素敵にお暮らしでいらっしゃることと思います。
2位:自然素材が調和する、余白のある住まい [駿河屋]
「落ち着きと余裕を感じる住まい」をテーマにしたリノベーションが第2位。
杉無垢フローリングや珪藻土、布クロスを中心とした自然素材を使い、くつろぎを感じる空間に仕立てました。
こだわりのステンレスキッチンは、木製のテーブルと一体にして製作。食事を楽しむスペースに余裕をもたせつつ、リビングとも連続させて、ゆったりと落ち着いた雰囲気を演出しています。
一人で落ち着きたい時には、玄関土間からつながる書斎を活用。また、納戸をはじめ適切な収納をつくり、日常使いのこまごましたものが表に出ないようにしたことで、生活空間にゆとりが生まれました。
3位:ガラスの室内窓がアクセントのナチュラルスタイル [a.design(エーデザイン) ]
第3位は、大きな室内窓によって、光と風がめぐる住まいをつくったリノベーション。
透明ガラスの室内窓を設置することで、ワークスペースの採光を奥まったキッチンでも得られるようにしています。
間取りは和洋の部屋が並ぶ既存から、明るく開放的なLDKとワークスペース、そしてそれぞれの個室に変更。独立していたキッチンをオープンにして、隣には家族の気配を感じながら仕事が出来るワークスペースを配しました。
インテリアは明るい木目が印象的なナチュラルスタイル。すっきりした直線を基本に、デザインされた曲線も取り入れています。
4位:大人4人がストレスフリーに暮らせる間取りに [+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ) ]
夫妻と娘2人、それぞれが仕事をもつ大人4人暮らしのマンション。
女性が3人ということもあり、衣類、靴、化粧雑貨とモノが多かったため、収納と家事の流れを綿密に計画を立ててリノベーションを実施しました。
個室のあるプライベートゾーンは、中心にウォークスルークローゼットを配置。家族が集まるLDKは、和室や納戸の一部を取り込んで面積をぐっと拡張しました。
キッチンは複数人で作業ができるよう、スペース全体をボリュームアップ。壁付けの本体キャビネットとアイランドの作業台を組み合わせ、収納も2面の壁いっぱいに取り付けています。
5位:古民家のような骨董家具が似合う空間 [住工房]
和の骨董と料理が大好きな夫妻が、今まで住んでいたマンションをリノベーションした事例。
リビングダイニングは、飾り梁が古民家のような雰囲気を醸し出し、梁や巾木、長押の天然木の素材感によって上質な和の空間になっています。
キッチンはL型からI型に変えて柱型やスペースを有効活用。和を感じさせる扉を選び、取っ手の色味やデザインにもこだわってオーダーしました。
カップボードは水屋箪笥をイメージし、ケヤキを使って製作。キッチンの腰壁には大谷石、カウンターには栗の面皮一枚板を採用しました。
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