25/01/10 10:00 投稿
1位は「斜め壁収納の単身ワンルームリノベ」|リノベーションランキング(2024年12月)
リノベのトレンド
2024年12月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、素材や斜めの壁収納で自分好みの空間をつくったリノベーションが1位に。子ども部屋を増やしたコンパクトマンションや使い方を変えられる間取りもランクインしました。
1位:モルタルと斜めの壁収納が醸す、ミニマルな美しさ [東京リノベ]
第1位は、自分好みの空間をつくり上げたワンルームリノベーション。
自分の中の住みたい家のイメージとデザイナーの提案との「いい化学反応」によって理想の住まいが完成しました。
メインの床は、木製家具や古道具と鮮やかなコントラストをつけたモルタル仕上げ。窓際のベッドスペースのみ石張りにして、空間をゆるやかに区切りました。
玄関から続く壁一面には、入れるものによって奥行きを変えた斜めの収納を設置。本や雑貨は見せる収納、衣類などは隠す収納、と使い分けることで美しい空間に。視覚的効果で住まい全体に奥行きが生まれています。
東京リノベ コーディネーター 沢山さん
リノベーションした部屋に住む友人の家に招かれる事が多く、自身も好みの空間で暮らしたいという気持ちが芽生えたというお施主様。 植物や古道具が映える、シンプルながらも上質な素材が随所に光る理想の空間で、猫ちゃんと快適にお暮らしいただけているようです。
2位:子どもたち2人にそれぞれの個室をつくる [湘南リフォーム]
あえて部屋数を増やし、65㎡に2つの子ども部屋をつくったリノベーションが第2位。
小学2年生の長男が個室を欲しがったことがきっかけでしたが、同時にキッチンや結露の不満も解消しました。
子ども部屋は和室と押入れだった場所を活用。2部屋に分けて、それぞれベッドやデスク、クローゼットを配し、ミニマルながら一人になれる空間をつくりました。
キッチンは排水経路をしっかり確保しながら、明るく作業しやすい、対面式のオープンタイプに変更。二重サッシやエアコンの増設、壁の開口によって、カビや結露のない快適な住まいになりました。
3位:暮らしの変化に対応するフレキシブルな間取り [エキップ(equip)]
第3位は、子どもの成長や生活スタイルの変化に対応するマンションリノベーション。一般的な3LDKが、その時々に使い方を決められるフレキシブルな間取りに生まれ変わっています。
暮らしの中心となるLDKは壁を取り払ってオープンに。入り口には「ブックツリー」と名付けた親子で楽しむ本棚を造りつけました。
個室は3部屋で、目が届きやすいリビング横の洋室を子ども部屋として使用。大きくなったら子ども部屋を移し、ピアノ室や書斎にする予定です。現在は、離れのような北側の個室を書斎に。広いファミリークローゼットや回遊動線で暮らしやすさがアップしています。
4位:くつろぎ空間とワークスペースの境を明確に [+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ)]
子どもも大人も暮らしやすい家にしたいと、リノベーションを前提に中古マンションを購入した施主夫妻。ともにフルタイムで働き、リモートワークも多いことから、くつろぎ空間とワークスペースの境界をはっきりさせました。
玄関土間を延長した内と外の中間地点に、ワークスペースを配置。独立性を確保しつつ、大きな室内窓によって明るく孤立感のない空間になっています。
回遊動線のダイニングキッチンとソファを中心とした広々LDKは、まだ小さい子どもたちも安心して過ごせる場所に。また間取りをスムーズに変更できる工夫も盛り込んでいます。
5位:収納をデザインした、ホテルのような住まい [One's Life Home]
両親が暮らす二世帯住宅に住み替え、「ホテルライク」をテーマにリノベーション。ホテルのような統一感のある空間にするため、量ではなくデザインを重視した「収納」にこだわりました。
リビングは、木の素材感が印象的なユニット収納を採用。色や材質、ディテールを追求することで、収納そのものがインテリアになっています。
キッチンには洗練された小物が映えるディスプレイ棚、玄関には優雅なアーチ開口のシューズインクローゼットを選択。収納性とデザイン性を両立した住まいには、すっきりした美しさが感じられます。
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