1位は「生活動線と収納がリンクする」|リノベーションランキング(2020年10月)

リノベのトレンド

2020年10月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、生活がスムーズになる動線を取り入れた住まいや、しまう物を上手に分類した収納プランに注目が集まりました。

1位:家事動線をスムーズにして、豊かな家族時間を手に入れる [+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ) ]

第1位は、都心で4人家族が暮らす58平米のマンションリノベーション。家族の時間を大切にしたいという思いをもとに、動線をプランニング。生活動線に沿って収納をつくることで、家事がスムーズに流れ、時間のゆとりが生まれています。キッチンを中心とした回遊動線は、後戻りせずに移動できるため、閉塞感も解消。室内窓の設置や壁の撤去によって、さらに広がりを感じさせています。家全体は、グレーの濃淡と黒を組み合わせたクールなカラーコーディネートに。子ども部屋だけはそれぞれ好きな色を選んでもらい、オレンジとブルーの楽しげな雰囲気になっています。

58平米コンパクトな都心のマンションリノベ。キッチンを中心とした回遊プランで生活動線と収納を完全リンク


+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ)

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+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ) 建築家 碧山 美樹さん

仕事帰りに買い物を済ませて帰宅後、座る暇もなくキッチンへ……共働きのご夫婦は本当に忙しいですね。リノベーションをすることで、ほんの少し家族と触れ合う余裕ができて、毎日がちょっとハッピーになればいいなと思います。
Oさん宅のリノベーションもその一つ。帰宅後、手洗いから身支度、買い物の収納などが、一連の流れの中で、ストレスなく行えるような動線を考えてプランニングしました。家の中心にあるキッチンから家中を見渡せるので、自然なコミニュケーションが生まれ、仲良し家族がいっそう賑やかになった気がします。コンパクトな空間を活かすコツは、クライアントの生活スタイルを十分に把握することと、モノの量を含めた収納計画を緻密に行うことかなと思います。

2位:室内窓のアイアンが映える、インダストリアルスタイル [SHUKEN Re(シュウケンアールイー) ]

一目ぼれしたソファから、間取りや内装をプランしたリノベーションが第2位。マイホームを計画した夫妻は打ち合わせが進むなか、好みのソファに出会って思わず衝動買い。「住んでいる自分たちを具体的にイメージできた」ことで、これからの暮らしにフィットした住まいを手に入れています。間取りは、サンルームを活かした広々リビングが中心の2LDK。廊下に面したキッチンには大きな室内窓を設けたため、明るい光が家じゅうをめぐっています。むき出しの躯体やダクト、室内窓のアイアンフレームなどを取り入れて、心地よいインダストリアルスタイルに。

好みのソファを起点に考えたリノベーション!室内窓で部屋全体が明るい住まいへ


SHUKEN Re(シュウケンアールイー)

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3位:モールテックス×ステンレスのキッチンが主役! [インテリックス空間設計]

第3位は、20年後のライフスタイルまで考え抜いたリノベーション。将来ワンルームのリビングダイニングを仕切れるよう、照明スイッチやTVのアンテナ端子を2か所に設置。また大容量のウォークスルークローゼットをつくることで、家具を最小限に。クローゼットには衣類だけでなく、本棚や桐箪笥を置くスペースも確保しています。無機質でシンプルなスタイルをめざしたという部屋で、最も目を引くのはモールテックスのキッチン。モルタルのような質感とステンレス天板に四角いシンクを組み合わせ、スタイリッシュな佇まいをつくり上げています。

10年後20年後を見据えたリノベを。長年イメージしてきたプランを実現した住まい


インテリックス空間設計

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4位:透明ガラスの間仕切りで、実際以上に広く見せる [アートリフォーム]

一軒家から駅近のマンションに住み替えたリノベーション。LDKを中心に、黒・白・グレーのモノトーンを基調としたシンプルモダンな空間を構築。アクセントとして、赤いソファやタイル壁など色や温かみのある素材を上手にミックスしています。主な間取り変更は、キッチンの移動。LDKの広さは変わっていないものの、隣接する洋室との間仕切りに透明ガラスを使うことで、面積以上の広がりを感じられるようになっています。ワークスペースでもある洋室は、お気に入りのアートや家具、観葉植物を並べて、ゲストも眺められるギャラリーに。

ニュアンスグレーが醸す、アーティスティックな美しさ。大人の住み替えリノベーション


アートリフォーム

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5位:取り出しやすく、しまいやすい「収納」がカギ 

いつでもすっきり片付いた住まいにリノベーション。夫の帰宅時間を考慮して、寝室から離れた場所に夫と子どものクローゼットを配置。寝室の隣には、妻専用のクローゼットつくり、さらに生協ボックスの置き場を玄関に。モノの収納場所がしっかり決められたことで、いつでも綺麗な部屋をキープしています。インテリアは、『イデー(IDÉE)』の家具をメインとしたシンプル&ナチュラルに。コーディネーターのアドバイスを受けながら、手持ちの家具に合うソファや照明を選んでいます。アクセントクロスや洗面・トイレのデザインにも自分たちの「好き」を集めました。

すっきり収納で暮らしの質をアップ!機能とデザイン、両方備えたマンションリノベ


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