25/03/12 10:00 投稿
1位は「素材感を照明で引き立てる」|リノベーションランキング(2025年2月)
リノベのトレンド
2025年2月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、複数の照明が生み出す陰影によって素材を引き立たせたリノベーションが1位に。自然素材の質感を活かしたミックスインテリアや生活しやすい回遊動線プランもランクインしました。
1位:美しい陰影が素材そのものを際立たせた住まい [KULABO(クラボ)]
第1位は、素材感を複数の照明で引き立てた和モダンリノベーション。
既存のダウンライトを取り払い、ブラケット照明やスポット照明などを設置することで、美しい陰影が生まれ、塗り壁や天井の素材の表情が際立っています。
家具類は直線的なラインで統一。墨黒のタイルや和紙シェード、横格子のガラス扉などを取り入れて、和の落ち着きが感じられる住まいをつくり上げました。
ヌック・小上がり・引き出し収納と一台三役の造作家具は、リビングのくつろぎスポット。窓辺から出入口までフラットに連続させて、ワークスペースとしても使えるようにしています。

KULABO(クラボ) デザイナー 鶴田さん
2位:砂・土・木の手触りを心地よく感じるミックススタイル [マイリノbyグローバルベイス]
砂や土、木の質感を活かした空間に、北欧家具や沖縄カラーを融合させたリノベーションが第2位。
リビングは手塗りの珪藻土、キッチンはリブパネルやタイルで仕上げ、素材の手触りを心地よく感じる住まいに仕立てました。
間取りはリビングと玄関土間を広くとり、寝室やワークスペースは必要最小限に。3LDKから1LDKと部屋数を減らし、収納スペースをたっぷり確保しています。
キッチンをオープンにしたことで、料理や掃除がぐっとスムーズに。ホームパーティーを手軽に開けるようになったり、ゆったりと過ごせる時間が増えたりして、帰るのが楽しみな住まいになりました。
3位:ぐるっと動ける回遊動線で賃貸時代の不満を解消 [アートリフォーム]
第3位は、回遊動線を取り入れたマンションリノベーション。以前の賃貸住宅で不便に感じていたところを解消し、ストレスのない暮らしを叶えました。
玄関を入ると廊下が2手に分かれていて、一方はリビング、もう一方はクローゼットを通ってキッチンへ。洗面~クローゼット~キッチン~LDと行き止まりなく動けることで、家事も生活も円滑に流れるようにしました。
リビングにつながる和室は洋室に変えて、フレキシブルに使える空間に。また建築の仕事の経験を活かし、内装材はデザインや素材感をとことん追求しています。
4位:残せるところは残し、これからの暮らしを快適に [リノベーション東京]
子どもが独立し、2人暮らしになった施主夫妻。築年数が浅い自宅マンションだったため、残せるところは残しながら、これからの生活に合う間取りやインテリアにしたいとリノベーションを実施しました。
LDKはもとの広さを活かしつつ、キッチンの向きを変更。既製品にカウンターと収納を造りつけ、オリジナルデザインのキッチン&ダイニング空間をつくり上げました。
広々とした寝室はそれぞれが独立した部屋としても使えるよう、間仕切りの引き戸をプラス。リビングに隣接する洋室は、オープンな書斎と収納スペースに生まれ変わっています。
5位:余白のある空間を「斜め」と「段差」で区切る [ゼロリノベ]
土間のリビングとフローリングのダイニングキッチンをあえて「斜め」に配置した住まい。「斜め」に加えて「Rのついた鈍角に広がる段差」を設けることで、唯一無二のLDKをつくりました。
壁の一面には収納を兼ねたベンチを造作。お気に入りのソファやダイニングチェアを並べ、その日の気分で一番心地よい居場所を選んでいます。
ユニークな間取りではあるものの、暮らし方が変わることを考えて、ベースは作り込み過ぎずに余白をもたせた空間に。シンプルだからこそ、窓を通して感じる季節の移ろいや空の変化とも調和しています。
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