23/11/10 15:00 投稿
1位は「防音室と洗練インテリア」｜リノベーションランキング（2023年10月）
リノベのトレンド
2023年10月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、防音室のあるスタイリッシュな住まいをつくったリノベーションが1位にランクイン。複数のワークスペースやたっぷりな収納がテーマのリノベーションにも注目が集まりました。
1位：防音室のある住まいを上質なインテリアで彩る [ゼロリノベ]
第1位は、仕事に打ち込める防音室が欲しいという思いからスタートしたマンションリノベーション。
防音室が設置しやすい1階で、なおかつ音楽機材を運び込める駐車場付きの住戸を購入し、全面的に改修しています。
防音室はユニットタイプではなく、一から設計したオーダーメイドに。性能はもちろん好きなデザインを取り入れて快適な空間をつくりました。
名作家具など上質なものを長く愛用してきたので、それらがより引き立つ内装材をセレクト。床はパーケットフローリングのライトブラウン、壁や天井はペールグレーを基調とし、リビングから寝室にかけてはグレーの濃淡をつけています。
ゼロリノベ おうちプランナー：島田さん
LDKを広く確保しつつ、お施主様のライフワークに必要な「防音室」という特殊な用途の1室を完全造作しています。
こだわりの家具を印象付けるため、壁や天井への装飾はなるべく少なくシンプルにまとめながら、床に関してはお施主様の好みの素材を採用し、自分らしさを表現しました。
2位：ワークスペース兼ベッドルームを夫妻それぞれの個室に ［フィールドガレージ(FIELDGARAGE)］
夫はWeb関係、妻は食に関する仕事をしている夫妻が、個々のワークスペース兼ベッドルームをつくった家が第2位。
リモートワークが増えたのを機に、都心を離れて広いマンションに引っ越してフルリノベーションを行いました。
リビングに隣接する場所が夫のスペース。透明ガラスの大きな室内窓を間仕切りに使い、明るくオープンな雰囲気になっています。
一方妻のスペースは、こもり感も味わえる南東の洋室を活用。仕事に関係するキッチンは「見せる収納」が楽し気なオープンスタイルとしました。タイル壁や古材などを使ったデザインで、料理が快適にできる空間になっています。
3位：これからの生活に備え、日常の動線を使いやすく改善 [entrie(エントリエ) ]
第3位は、夫が退職し、夫婦2人で過ごす時間が増えたタイミングでリノベーションした住まい。
水漏れがきっかけでしたが、将来を見据えて間取りや設備を一新しています。
キッチンは一緒に料理ができるよう、スペースを広げてオープンに。洗面所も広くしてキッチンとつなぎ、家事動線をスムーズにしました。
これまでの生活を見直しながら、キッチン、洗面台だけでなく、ウォークインクローゼットの棚や室内干しバーの丁度良い「高さ」を決定。さらに使いにくかった玄関にシューズクロークや窓を取り入れるなど、暮らしに合った、住みやすい家をつくり上げています。
4位：コンパクトマンションの書斎＆収納アイデア [たすかけ 吉祥寺ラボ ]
48㎡のなか、2つのワークスペースや3人家族に十分な収納、それぞれの個室を配したリノベーション。
LDKは約14畳で、リビングのテレビを壁掛けにすることで広々とした空間を確保し、テレビの背面に2人分のワークスペースを配置。デスクのほか天井いっぱいの本棚を造りつけることで、リビングからPCや書類、モデムなどを見えにくくしました。
キッチンは間口が狭くても大きなキャビネットを置けるII型を採用。衣類や日用品は、生活動線を考えながらスペースを有効活用し、壁に引っ掛けるなど見せる収納も駆使して必要な物を上手に収めています。
5位：家族3人のワークスペースと収納をしっかり確保 [インテリックス空間設計]
収納場所を増やし、一人にひとつワークスペースを設けたリノベーション。
LDKの配置は活かしつつ、和室を小上がりの寝室とウォークインクローゼットに変更。小上がりには季節外の洋服や子どもの制作物を入れ、ウォークインクローゼットは扉を付けずにスペースを無駄なく使っています。
リビングや寝室には天井の高さをフルに活かした収納棚も。玄関ホールにも小上がりを設けて雛人形などを収納しました。
ワークスペースはリビング、寝室、玄関ホールの3か所に配置。玄関ホールの小上がりは畳敷きで、ロールスクリーンを下ろすと独立した客間としても使えます。
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