17/07/06 10:00 投稿
わが家は最高だニャー 猫もワタシも心地よいリノベーション
リノベのトレンド
猫と暮らせるだけで幸せ。でも猫の特性を生かした家なら、もっと楽しくなるはず。もはやトレンドではなくすっかり定着した感のある猫のためのリノベーションですが、猫たちが自由に登ったり下りたり、元気よく暮らしてもらうための工夫がいっぱいです。今回はそんなリノベーションにスポットを当てました。
CASE.1 リビングのインテリアに溶け込ませたナチュラルなキャットタワーのある家
あたたかい雰囲気で、色彩豊かなインテリアが映えるFさんの家。バルコニーに面した広いLDKは日ざしがたっぷり入り、居心地のよさは満点です。今回のリノベーションで大きく間取り変更し明るさと開放感を高めたLDKは、人も猫も快適な空間。そのLDKに、2匹の愛猫が部屋の高いところをグルッと歩き回れるように、キャットウォークを造りつけました。さらにキッチン寄りにはキャットステップと下半分にロープを巻き付けた、爪とぎ用の柱を設置。一気にキャットウォークまで駆け上ったり、途中で休んだり。家族がソファでくつろいでいる目線の先に可愛い姿を見られ、ほっこりとなごみます。どれも選び抜いた素材とデザインで、こだわりのインテリアにしっくり馴染んでいます。
CASE.2 猫も眺めのよさを楽しめるキャットウォークのある家
マンションの最上階で眺めのいい家をリノベーション。梁が大きく目立つ構造でしたが、もちろん撤去することはできません。そこで、猫のためのキャットウォークとして活用することにしました。猫にとっては家を見渡せるとっておきの場所。人にとっては、梁を隠すのではなく木目の板を取り付けアクセントとして強調することで、梁の圧迫感が少なくなるというメリットがあります。バルコニー横の白い壁に配置されたキャットステップは、猫の遊び場でもあり、飾り棚としても使えるスペース。暮らしてみると、ここから登ったり、別の場所から登ったりするそう。予想通りにいかないところもまた愛おしい行動です。
CASE.3 5匹の猫が縦横無尽に暮らす家
5匹の愛猫と暮らすWさん。窓からの光がすみずみまで届くように、間仕切り壁を取り払い、ひと続きのLDKに。その広々LDKには猫と暮らす工夫があちらこちらに見られます。まずキッチンカウンターで目隠しした猫トイレの専用スペースを設置。家族がいつもいる場所と近く、タイル床で掃除もしやすくなりました。加えてリビングの壁に、外を眺められるように棚を造ります。小さな造作ですが、Wさんの愛情が伝わってくる象徴的な場所。リビング収納の天板にピョンと飛び移る姿も楽しそうです。猫たちが、明るくなった階段スペースを上り下りしたり、棚を取り合ったり、賑やかなWさんの家。心地よい空間で、人も猫も快適な暮らしが始まっています。
CASE.4 猫にとっては最高?猫部屋のある家
開口部が限定されるマンションでは、風が抜けにくく、湿気が籠りがちです。猫と暮らしていると、猫は体臭がないものの、猫トイレの臭いは気になる人が多いでしょう。そこで、こちらの事例では、内装材に湿度や臭いを調整する働きのある自然素材を選択しました。杉の無垢フローリングは、床で寝転んだりする猫にも心地よい素材です。また、それぞれのスペースが緩やかにつながる回遊性の高い間取りに変更して、通気性をアップ。さらにリビング横には、出入り自由な猫用扉のついたキャットルームを設けています。猫が落ち着けるキャットルームには、木のあたたかみを感じるキャットステップを配置。とことこ登って、のんびり安心して、外を眺めることができます。
CASE.5 猫も人も快適 さりげなく猫との暮らしに配慮した家
友人の多い、住み慣れた土地でマンションを購入したNさん。4匹の猫たちと快適な暮らす家にしたい!とリノベーションすることを決意しました。まず猫たちの行動を第一に、各部屋を自由に歩き回れるよう、室内のドアには猫専用の扉を設置。そして猫トイレはリビングとは離れた脱衣所に専用スペースを設けました。猫は狭いところが好きなので囲まれたスペースのほうが落ち着きますし、専用の換気扇と窓があるので臭いが気になりません。またフローリングは掃除しやすいウレタンコーティングされたものを採用しています。一見して猫がいるとはわからない、カフェのようなシンプルインテリア。でも人も猫も快適、理想的な家が完成しました。
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リノベりす編集部コメント
大好きな猫がいるから、家は極上の癒し空間。かけがえのない家族の一員だから、猫の視点も取り入れた家にしたい。そんな想いがつまった6つの事例です。家族が集まるリビングに、猫が居心地がいいと思ってくれる場所があると安心ですよね。家の中だけで暮らしている猫なので、運動ができて危険がないことを第一に。そして脱走対策をしっかりと。