和室をなくしてリビングを広々と。子どもの独立後、夫婦と愛猫でくつろげる住まいにリノベーション
アートリフォーム (設計・施工)
DATA
住まいのリアルな課題点に、女性プランナーがさまざまなニーズに合わせて柔軟に対応
18年目に気になっていたところをまとめてリノベ
Tさんファミリーがこちらのマンションに引っ越したのは28年前のこと。「新築で購入しました。と言っても今住んでいるこの部屋ではなく、同じマンションの4階。10年後くらいに子どもが3人になって手狭に感じてきたので、タイミングよく空いたこの部屋に移ることにしたんです」。
当時改修したのは、老朽化が進んでいた浴室とトイレのみ。「ほかにも気になる箇所がちらほら出てきましたが、子どもたちが独立した後に、まとめてやり替えよう」と考えたのだそう。
子育てをしながら18年ほど暮らし、いよいよフルリノベーションに踏み切ることにしました。
要望をクリアして、毎日が楽しい住まいに
希望したのは、リビングを広くし、キッチンをオープンにすること。同時に、冬場は寒くて使っていなかった北側の部屋を何とかしたい、そして愛猫が快適に過ごせる空間をつくりたい、という要望も伝えました。
LDKは和室をなくしてリビングを大きく拡張。独立していたキッチンの建具を取り払い、リビングを見渡せる対面式に変えました。もともとダイニングだったスペースは妻の寝室に。その奥の北側の部屋は、二重窓にして断熱材も追加することで、暖かく心地よい和室とウォークインクローゼットに生まれ変わっています。
LDKのドアと寝室のドアには、キャットドアを設置。以前から使っているキャットウォークはパントリーのサイズを調整し、リビングの壁にぴったり収めました。
長年気になっていたあらゆる部分を整えて「毎日過ごすのが楽しい」家に仕上がっています。
ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
子どもの手が離れてからのフルリノベーションです。リビングが広くなってキッチンもオープンになったので、開放感を存分に味わえるのが魅力ですね。生活動線や断熱性も良くなり、これからの生活がますます楽しく快適になりそうです。