リモートワークを機に都心から自然豊かな場所へ移住。実家の戸建てをフルリノベーション
フィールドガレージ(FIELDGARAGE) (設計・施工)
豊かな緑に囲まれた環境に呼応するようにインテリアにも自然素材をふんだんに採用。無垢材やタイル、モールテックスが響き合う、洗練された住まいに。
DATA
間取り図
「参加するリノベーション」をモットーに、住まいを豊かにする”ものづくり”の会社
既存を活かしつつ、くらしやすい間取りに
リモートワークになったのを機に、都心を離れて広い住まいへの引っ越しを考え始めたMさん夫妻。住環境などいろいろ検討した結果、母から譲り受けた実家をフルリノベーションして住むことにしました。
その家は、竹林に囲まれた2階建て住宅。窓から豊かな緑が見える静かな雰囲気はリモートワークにもぴったりでした。
間取りは大きく変えず、1階はLDKと水まわり、2階は親子の個室とワークスペースに。階段を現しにしてガラスの室内窓を設けることで、開放感あふれる住まいに生まれ変わっています。
暮らしの中心となるLDKには、外構工事で新しくしたウッドデッキをつなげ、屋外の気持ちよさを満喫する空間に。その先には美しく整えた自慢の庭が広がっています。
リビングと玄関ホールを仕切っていた壁には、透明ガラスの室内窓をプラス。明るさが増しただけでなく、家族の気配が自然に伝わる楽しさも。
異素材ミックスのスタイリッシュなキッチン
キッチンは既存の位置を活かしながらオープンに。モールテックスの腰壁、無垢板のカウンター、ステンレスのキッチン本体、幾何学模様のタイル、と素材感が際立つカッコいい空間をつくっています。
背面には造作のカウンター収納と吊戸棚、すぐ隣にパントリーを配置。収納力を高めることで、作業がしやすく、リビングダイニングにもゆとりが生まれました。
玄関前の廊下はなくし、ウォークインクローゼットと洗面室に変更してスペースを有効活用。バスルームやトイレはアンティーク風のタイルを張ってホテルライクに仕上げました。
2階の3部屋は内装や照明をすべて一新し、ひとりの時間も気持ちよく過ごせるようにしています。
キッチンカウンターにはハイチェアを合わせ、軽い食事をとるのはもちろん、来客のおもてなしにも対応できるつくりに。子どもにいつでも目が届く、オープンスタイルです。
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ウッドデッキを新設したリビングダイニング。庭を眺めながらくつろげる極上の空間です。
広くて使いやすいパントリーは遊び心のある仕上げに。
落ち着いたグリーンが印象的な幾何学模様のタイル。
ステンレスのキッチンはプロの厨房のよう。
ガラスによる開放感と木の素材感でイメージが一変した玄関ホール。
正面にはアーチ開口のウォークインクローゼットも。
2階にはミニマルな手洗いコーナーを設置。
ベッドールームのドレッサースペース。
主寝室は天井をグレーにして落ち着きのある空間に。
2方に窓があるワークスペース。豊かな緑に囲まれて仕事がはかどりそうです。
自由にレイアウトを楽しめる子ども部屋。
階段下の収納スペースは、お絵かきもできます。
海外のホテルのようなバスルーム。
洗面脱衣室にはランドリーコーナーも。
ビフォー・アフター
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フィールドガレージ(FIELDGARAGE)
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リノベりす編集部コメント
自然に囲まれた静かな環境はリモートワークに最適ですね、ウッドデッキや大きな室内窓で、家の中でも屋外の気持ちよさを感じられるのも魅力です。素材感のあるインテリアが、モールテックスや差し色のブラックでカジュアルになり過ぎない絶妙な仕上がりになっていると思います。