同じ空間で過ごすことを大切にしたい。家族が仲よく過ごせるリノベプラン
空間社 (設計・施工)
DATA
間取り図
「小さいからやれること」を大切に、てまひまかけた家づくり
アイアンやステンレスの無骨さに木の温かみをプラス
マイホームに中古購入+リノベーションを選び、物件を探し続けていたIさん夫妻。約3年経った頃、妻の実家に近く、広さや環境も理想的な築26年のマンションに出会いました。購入を考えたところで、リノベ会社・空間社に内覧同行を依頼。リノベーションを踏まえた助言もあり、安心して決断できたのだそう。
Iさんがイメージしていた住まいは「木×ブラック(アイアン)×無骨な感じ」。床や家具、オープン棚には濃淡のある木を使い、ブラックの照明や小物たちで空間を引き締めました。II列型の大きなキッチンは、プロの厨房を思わせるようなオールスレンレスに。ざっくりした質感や工業デザインの無骨さを程よい加減で取り入れたハイセンスな空間になっています。家族の気配が自然に伝わる間取りに
間取りは、独立していたキッチンや和室の壁を取り払い、ワンルームのLDKに変更。キッチンのコンロ、冷蔵庫、シンク、カウンターをII列に振り分け、横並びにダイニングをレイアウトしました。リビングダイニング~キッチン~洗面室と回れる回遊動線はそのまま活かし、生活や家事の動きをスムーズに。間仕切りと行き止まりがないことで、家がグッと広く感じられるようになっています。
子どもたちが大きくなっても「家族を仕切らず、一緒に過ごしたい」とIさん。リビングと子ども部屋の間にはお互いの気配を感じられるよう室内窓を設け、リビング側には将来、学習机を置くスペースを確保。デスクランプやPC用のコンセントもしっかり準備しています。
リノベりす編集部コメント
オープンなLDKなので、家族の様子がいつでも自然に分かりますね。親にとっても子どもにとっても安心感のある家だと思います。スムーズに行き来できる間取りが暮らしやすそうです。