帰国を機にフルリノベ。アイランドキッチンの回遊動線で心地よく暮らす
空間社 (設計・施工)
DATA
間取り図
「小さいからやれること」を大切に、てまひまかけた家づくり
充実した収納や回遊動線、工夫を盛り込んだオープンキッチン
海外赴任から帰国したのを機に、自宅に手を入れることにしたKさん。赴任前に住んでいた持ち家は、立地も眺望も申し分のない3LDKのマンションでした。
リノベーションは本の掲載事例を見て、空間社に依頼。景色やリビングを見通せるキッチンと、落ち着いて勉強できる子ども部屋にしたいと伝え、暮らしに合った改修を行いました。 独立型だったキッチンは、壁を取り払ってオープンなアイランドキッチンに変更。「キッチンまわりは一方通行だと使いにくくて…。ぐるりと回りこめるよう、短くてもよいからとお願いしました」。
回遊スペースをしっかり確保し、2m40cmのアイランド型を設置。たっぷりとした収納棚やパントリーも造りつけました。
クローゼットは子ども部屋と主寝室からアクセス可能
リビングに隣接する子ども部屋は、3.6畳から4.6畳に拡張。さらに採光と通風のできる室内窓を設置し、扉を閉めていても窮屈さを感じないようにしました。
子ども部屋と主寝室の間に設けていたウォークインクローゼットは、両部屋から使えるウォークスルークローゼットに変更。廊下側の入り口は塞ぎ、壁面収納とすることで利便性を高めています。
家族みんなが心地よく、充実した時間を過ごせる住まいになりました。
リノベりす編集部コメント
閉鎖的なキッチン空間から、景色を楽しめるアイランドキッチンに変えることで、LDK全体が明るく開放的になっています。回遊動線とたくさんの収納を設けたので、使いやすさも満点ですね。ウォークスルークロゼットや廊下の家族ライブラリーも便利です。