畳敷きヌックと本棚でくつろぐ住まい。ワークスペースを充実させた4回目の住み替え3世帯リノベーション
nu(エヌ・ユー)リノベーション (設計・施工)


インテリアのコンセプトは「アナログ」。nuリノベーションのインテリアスタイリングサービス【decoる】を使い、愛用してきた北欧家具と似合う家具や照明を買い揃えました。
DATA
間取り図
住む人の数だけある価値観と想いを、リノベーションでカタチに
駅近のタワーマンションをリノベ会社と一緒に内見
2人で漫画家ユニットを組んでいる夫妻、会社員と大学生の息子、80代の母、愛猫というFさんファミリー。3世代で今と同じエリアのマンションに住んでいましたが、家族それぞれの個室をつくりたいと思ったことや、床暖房の寿命で床全面の張り替えが必要になったことをきっかけに、住み替えを決意しました。
引っ越すのは4回目、2軒前の家では中古リノベを経験済みというFさんは、物件情報を見るのが趣味と言えるほど。そんな中、見つけたのが駅近の築23年のタワーマンションでした。
空き部屋が2つあったので、以前からSNSなどをチェックして「一時的な流行ではないおしゃれさがありつつ、つくりがいい」と感じていたnu(エヌ・ユー)リノベーションに内見同行を依頼。リノベーションに適しているか部屋を判断してもらい、今の住まいを手に入れました。
ワークスペース、寝室、WICを一室空間に
リノベーションするにあたり、優先順位の高かった夫妻のワークスペース。寝室とウォークインクローゼットをつなげた広い空間をつくり、PCのモニターに自然光が当たらない一番奥をワークスペースとしました。
「圧倒的に仕事がしやすくなりました。朝から夜中まで仕事をしているので、ちゃんとしたワークスペースがあるのとないのでは大違いです」
デザイン面では、喫茶店のような空間をリクエスト。懐かしい雰囲気を感じさせる「アナログ」をコンセプトにして内装や家具を選んでいきました。
愛用していた北欧家具に合わせ、LDKの床は水色のタイルに。キッチンや玄関のベンチには白タイルと水色の目地、洗面台には念願のミナ ペルホネンのタイルを採用しています。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:塩ビタイル(LDK、水まわり)、パーケットフローリング(ワークスペース、WIC)、畳(ヌック)
壁:クロス、磁器質タイル(LDK)
天井:クロス
INSTRUMENTS
キッチン:LIXIL
浴室:TOTO
洗面:アイカ工業
トイレ:LIXIL
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リノベりす編集部コメント
シンプルで機能的なデザインで構成されていながら、どこか懐かしいホッとするような空気感が魅力的です。リビングの壁一面を使った本棚兼ヌックも楽しい仕掛けだと思いました。趣味を反映させたワークスペースはLDKからは少し距離があり、作業に集中できそうです。