リノベでリモートワークに対応。くつろぎ空間とワークスペースを分けて、子どもも大人も過ごしやすく
DATA
間取り図
自らの子育ての経験を踏まえ、暮らしの変化に柔軟に対応できるリノベーションを提案
穏やかな自然光が入る、室内窓付きのワークスペース
ともにフルタイムで働くSさん夫妻。小さい子どもが2人いる仲良し家族で、子どもも大人も暮らしやすい家にしたいと、築15年・2LDKのマンションを購入し、ほぼスケルトンリノベーションを実施しました。
ワークスペースは、リモートの仕事が多いことから独立性の高い個室に。タイル敷きの玄関土間を延長し、内と外の中間地点のような場所につくることで、くつろぎ空間との境界をはっきりさせています。玄関側のコーナーにはL型に室内窓を設置。眺望が開けている玄関横の外窓からは自然光が差し込み、集中しやすくも孤立感はなく、明るく快適に仕事に取り組めます。
回遊動線のダイニングキッチン&ソファの暮らし
家族が集うLDKは、キッチンをオープンにしてリビングダイニングとひと続きに。まだ小さい子どもたちはリビングで過ごすことが多いことから、回遊動線のダイニングキッチンとソファを中心としたリビングをつくりました。
キッチンはスペースを有効に使えるII型を選び、子どもたちを見守りながら作業ができるようシンク側を対面に。キッチン背面の収納をリビングまでつなげることで、日常で使う物を取り出しやすく戻しやすくしました。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床:フローリング(東京光栄)
壁:タイル(名古屋モザイク)
建具:神谷コーポレーション
INSTRUMENTS
キッチン:クリナップ・ステディア
浴室:Panasonic
リノベりす編集部コメント
ワークスペースがLDKと距離があるので、仕事に集中できる間取りです。室内窓があることで、玄関を開けた時の風景も魅力的になっていると思いました。LDKは行き止まりのない回遊動線が中心にあるので、小さい子どもたちの世話や家事がしやすいですね。