間取りを変えずに窓を塞いで、暮らしやすい家具の配置に。海外製クロスが華やかなマンションリノベーション
スタイル イズ スティル リビング (設計・施工)


明るく広々としているものの、窓が多く、家具のレイアウトが悩みどころだったリビングダイニング。そこで考えたのが、窓の一部を塞いで本棚をつくり、ダイニングの位置を移動すること。家具がすっきり収まり、住み心地がアップしています。
DATA
間取り図
ヒアリングからアフターフォローまで一貫して同一デザイナーが担当し、「真のオーダーメイド」を追求
間取り変更はせず、柱や窓を最大限活かすプラン
アートやインテリアが好きなMさんが手に入れたのは、築年数の浅い94㎡のマンション。広々とした明るいリビングダイニングでしたが、窓が大きくて数も多いため、家具のレイアウトが難しいと感じていました。
リノベーションでは間取りの変更は行わず、リビングの窓を一部塞いで本棚にし、個室感のあるフリースペースをダイニングとして活用することで、家具の配置がすっきり決まっています。
壁の移動は、キッチンカウンターの幅を広げるための工事のみ。柱の凹凸を利用し、ニッチをつくったりエアコンを組み込んだりして、すっきりと洗練された空間に仕上げています。
上質なクロスに囲まれた、美しく心地よい部屋
部屋の印象を左右する内装材は、アーティスティックな海外のクロスを多用。大好きなモダンアートやアンティーク照明も飾られ、シンプルな部屋を引き立てています。
イメージに合う既存の床はそのまま使い、漆喰をメインの壁材にして光が柔らかく反射する空間に。日々の暮らしに欠かせないキッチンをオーダーで新たに制作する一方、背面のカウンター収納は本体を活かし、扉のみキッチンのデザインに合わせて交換しました。既存を上手に活用することで省コストになり、その分、インテリアや造作洗面台に予算を掛けて理想の住まいが完成。集めてきた美しい家具のポジションも定まり、心地よい生活空間になりました。
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ビフォー・アフター
MATERIAL
床:既存
壁:既存(キッチン一部を工事)
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リノベりす編集部コメント
一部の窓を塞ぎ、ダイニングスペースを移動することで、家具の配置が整っていますね。窓から本棚に変わった場所には心地よいコーナーが生まれています。デザイン性の高いクロスが、海外の家に暮らしているような雰囲気をつくっています。