大黒柱を中心に回遊できるのびのび間取りで、おおらか子育て
水工房 (設計・施工)
直径24センチの杉丸太を大黒柱として据えています。家の中心となる他にも鴨居を支えてフレキシブルに空間を仕切れる作りになっています。
DATA
間取り図
板橋区にある築33年の巨大マンション群に中古マンションを購入されたK様。奥様のご実家も同じマンション群の中にあり、近居を実現されました。DIYがお得意のご主人様は収納ベンチやキューブボックスなども無垢材で作られていました。造作家具などは作りこまず、ご主人が今後時間をかけて手作りをする予定です。
リビングの壁面にヘリンボーン柄に貼ったラーチ合板は柄目を合わせて高級仕立てにしました。床は無垢のパイン材、壁は植物100%和紙壁で自然素材が優しい空気をつくり「加湿器が全くいらなくなりました」と喜ばれています。 また床の上でゴロゴロしながら読書や宿題ができるのも実は集中力UPには良いそうです。
キッチンの改装に当たっては、ぐるりと囲われていた壁を廊下側とリビング側の二面とも取り払いました。最初は廊下からも見えてしまう事に若干の迷いが有った奥様も、子ども達に目が配れると納得の結果になりました。
子ども達もお気に入りの大黒柱
木の温もりをご要望されてましたので、無垢の丸太で大黒柱をご提案。リビング・和室・クローゼットの壁を取り払い、一つの大きな間取りにしました。大黒柱を中心にお子様たちものびのび遊べます。鴨居に沿って障子を閉めると寝室にもなります。
リビングの中心に据えた大黒柱は、ログハウスに使う直径24cmの杉の丸太です。住まいの重心として、子供たちの遊び道具として活躍します。大工が手加工で手間ひまかけて据えつけました。
★リノベりすコメント★子ども達にも大人気の大黒柱が素敵なリフォームです。間取りのアレンジにも利用出来るとは驚きの発想です。
【設計・施工 株式会社水工房】一人ひとりの「らしさ」と「喜び」を提供し、「愛」ある住まいを実現この会社のプロフィールページを見る
リビングの一角は、障子を閉めると寝室として使用できるようになっています。
キッチンからの眺めです。木のぬくもりに包まれつつも壁面のヘリンボーン張りが個性的です。
大黒柱を頼りに鴨居を取り付けました。障子を閉めると個室になります。
リビングダイニングには背の高い家具を置かないことでより広々とした空間に感じます。
閉鎖的だったキッチンの廊下側とリビング側の壁を抜きました。視界が広がり、子ども達に目が行き届きます。
キッチンの腰壁にはニッチを造作しました。季節によってディスプレイを楽しむことができます。
ヘリンボーンで敷き詰められたタイルが個性的な玄関。お住まいをどことも違う「我が家」にします。
浴室は移動せず内装を新しくしました。大きな湯船には子供たちがみんなでゆったりと入ることができます。
年齢の近い三人のお子様が仲良く洗面台を使用出来るように全面鏡が取り付けられました。
白い壁のシンプルで清潔感のあるトイレ。間取りの変更はせず、設備を一新しました。
素足で思いっきり無垢材のぬくもりと心地よさを堪能している子供たち。自然素材の安心感と心地よさを家族全員が納得しています。
子供たちの恰好の遊び道具となった大黒柱。木の香りとぬくもりを全身で味わえます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：パイン、コルク
壁：いぐさ入り和紙 （リビング一部：ラーチ合板）
大黒柱：杉
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