2度目のリノベで収納と部屋数の不足を解消。遊び心あふれるハンモック&スキップフロアも!
たすかけ 吉祥寺ラボ (設計・施工)


南西側の広い間口を存分に活かしたLDK。キッチンは料理中でもリビングダイニングを見守る対面式に。ハンモックやスキップフロアなど子どもたちが楽しめるユニークな仕掛けをたっぷり盛り込みました。
DATA
間取り図
建築家や家具屋とコラボしたリノベで、「自分らしさ」「家族らしさ」を提案
廊下をなくし、すべての空間を居住スペースに
2LDKの3面採光、ほぼ正方形のマンションに暮らす、夫妻と子ども3人の5人家族。リノベーションは2度目で、前回はリビングダイニングと主寝室の利便性を高めるために行ったのだそう。
そして今回、家族構成が変わったことをきっかけに2度目のリノベーションを計画。増えていくモノの収納や子どもの成長にともなう個室の確保がテーマとなりました。
間取りは、南西に広がるバルコニーに沿ってLDKを配置。採光や通風の妨げになっていたコの字型の廊下をなくし、空間すべてを居住スペースとして活用しました。
物置きになっていた東側の部屋は一部シューズインクローゼットに取り込み、約6畳の主寝室に変更。LDKと洗面室などをつなぐスペースは余地を残し、将来デスクや楽器を置いて楽しめるフレキシブルな空間としています。
生活も家事もラクになる回遊性のある間取り
収納はキッチンと脱衣室の間をウォークスルークローゼット、玄関横を靴のまま入れるシューズインクローゼットに。さらにリビングに設けたスキップフロアの下部にはオープンな収納スペースをつくりました。上部はプレイルームで、将来は夫妻の寝室や子ども部屋に変えられるようにして部屋数を確保。子どもが小さいうちは、キッチンから見守りやすく、程よい距離感もある遊び場になっています。
また水まわり、収納、キッチンそれぞれに回遊性をもたせ、動線をコンパクトに。その動線上に、適切な収納を設けることで、生活も家事もスムーズに流れるようになっています。
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写真:©Shuya Sato
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リノベりす編集部コメント
広さは変わっていなくても、廊下をなくしたりスキップフロアを取り入れたりすることで、暮らしやすい間取りに生まれ変わっています。収納も部屋もしっかり確保しつつ、なおかつ余白もありますね。行き止まりなくぐるりと行き来できる回遊動線が便利だと思います。