好きなものをぎゅっと詰め込んだ自分だけの城。愛犬3匹と暮らす35㎡のワンルームリノベ
たすかけ 吉祥寺ラボ (設計・施工)


おとぎ話に出てくるようなあたたかみのあるキッチンは既存を再利用したもの。扉と吊り戸棚を木に変更し、取っ手にアイアンを取り付けたことで、使い込まれたような味わいのある空間になりました。
DATA
建築家や家具屋とコラボしたリノベで、「自分らしさ」「家族らしさ」を提案
ワンルームで明るく暮らしやすく
角部屋で窓が多い35平米のマンションを、施主と愛犬3匹が暮らしやすい住まいへとリノベーションすることに。窓からの光と風が家の奥まで届くよう、必要ない壁は全て取り払い、開放的なワンルームへ刷新しました。
インテリアのレイアウトを工夫することで、食べる、くつろぐ、眠る場所をシーンに分けてゾーニング。床は愛犬の足に負担の少ないクッションフロアを採用していますが、ベッドスペースのみタイルを張ってメリハリをつけています。
室内を美しく保つポイントはベッドスペースに隣接したウォークインクローゼット。室内窓を設けることで、風通しがよくなっただけでなく、インテリアのアクセントにもなりました。
既存を活かしつつ「彼らしさ」を大切にしたプラン
ノスタルジックな雰囲気のあるキッチンは、既存を活かし、扉のみ希望のものに付け替え。木目が特徴的で、アイアンの黒い取っ手とも相性よくおさまっています。壁にはベージュのスクエアタイルを張ってあたたかみのある空間になりました。
バルコニーは、コニファーを植え込んだ木製のプランターを並べてくつろぎのスペースに。手すりにステンレスの台を取り付けて宙に浮かせることで、床の面積を減らさずに植栽を楽しめるだけでなく、周囲からの目隠しにも。床は人工芝を敷き詰めて、心地よさを高めています。
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写真:©Shuya Sato
MATERIAL
床:クッションフロア(LD)、タイル(ベッドスペース)
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リノベりす編集部コメント
ノスタルジックな雰囲気のこだわりの住まいですね。キッチンに施主のライフスタイルが反映しているようで、とても素敵な空間だと思いました。