20/10/18 12:00 投稿
1位は「素材感を重視した不揃いの美しさ」|リノベーションランキング(2020年9月)
リノベのトレンド
2020年9月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、木のルーバー天井やガラスの壁、むき出しのコンクリートなど個性あふれる素材を組み合わせたリノベーションとペットに快適な住まいに注目が集まりました。
1位:杉板のルーバー天井が醸す、不揃いの美しさ [ハコリノベ ]
第1位は、夫妻で設計の仕事をしている、言わば建築のプロが行ったリノベーション。水まわりを大胆に動かし、一般的な3LDKからリビングにゆとりのある2LDKに変更。マンションの1階だからこそ楽しめる専用庭に、リビングの高さと合わせたウッドデッキを設けることで、さらに開放感を得ることに成功しています。なぐり加工の板壁や鉄扉をはめこんだキッチンなど、素材感を重視したインテリアをつくり、中でも美しいルーバー使いの天井は圧巻。杉板の一枚一枚、色合いや幅の違うものを組み合わせて、ドラマティックな空間を演出しています。
ハコリノベ リノベーションデザイナー 大友 由希さん
2位:ガラス張りのインナーテラスで2人の暮らしが激変! [フリーキスワークス]
インナーテラスによって、文字通り生まれ変わったリノベーションが第2位。窓からの眺めは期待できず、暗さや湿気も気になっていた部屋に、約5畳のインナーテラスを設置。外窓と距離を置いたため屋外は見えにくくなり、仕切りに使ったオーダーメイドのガラス戸が、部屋に広がりをもたらしています。またタイル張りの床は、自転車や植物の置き場としても活用。さらに洗濯機からの動線も考えられているので、室内干しもラクラクです。またカーテン越しの柔らかい光に加え、メインの壁を漆喰で仕上げることで、暗さや湿気の悩みも解消しました。
3位:海外で経験した生活スタイルを今の住まいで表現する [東京リノベ]
第3位は、クラシカルとモダンが融合した海外のアパートメントをめざした住まい。長年の海外暮らしを部屋に反映しようとDIYに挑戦したものの、さらにイメージに近づけるためフルリノベーションを実施。モノトーンで統一した空間に、アール開口やヘリンボーン張り、さらにはビアンコカララなどの大理石とクラシックで上品な要素を散りばめています。間取りは3LDKから寝室だけを確保した1LDKに変更。寝室には、ショップのようなガラス張りのウォークインクローゼットを備えつけて、自分だけの空間に大好きな洋服を飾りながら収納しています。
4位:愛犬ものびのびできる、機能性を重視した家 [FILE(ファイル)]
愛犬のいる暮らしをしたいと計画したマイホーム。150平米の空間を元気に走り回れるよう、床材には傷がつきにくいタイルを選んでいます。タイルはフローリング材よりも保温性が高いため床暖房が効きやすく、手入れも簡単というメリットも。さらにインナーサッシを取り付けるなど、愛犬に優しい室内環境をつくっています。忙しい家族の中心となっているのは、広々としたキッチンスペース。ワークデスクや帰宅後すぐバッグがしまえる収納棚などを集中的に配置することで、仕事も家事もストレスフリーにこなしています。
5位:愛猫と心地よく暮らすためのヒントが詰まった空間 [アートリフォーム]
コンクリートむき出しの天井や壁とパイン無垢材のラフな素材感を活かしたリノベーション。間取りはなるべく既存を残しつつ、LDKは広くとってその大きな空間をIKEAの家具でさりげなくゾーニングしています。さらに壁付けキッチンや作業台兼テーブルも同じくIKEAで揃え、北欧らしいシンプルで温かみを感じるインテリアをつくりました。また愛猫のためのスペースをリビングの一角に配置。オープンな本棚の向こうにはキャットタワーや猫トイレはもちろん、ぐるっと歩けるキャットウォークも。
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