21/02/14 12:00 投稿
1位は「2段ベッドで間仕切る個室」|リノベーションランキング(2021年1月)
リノベのトレンド
2021年1月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、子どものための工夫が光るリノベーションが2事例ランクイン。新築建売をあえてリノベーションした事例にも注目が集まりました。
1位:秘密基地のようなワクワクする2段ベッドを間仕切りに!
第1位は、子どもたちの成長に合わせて間取りをつくり変えたマンションリノベーションです。間仕切りに2段ベッドを使い、限られた空間の中に子ども2人分の個室を確保。互い違いに仕切ってプライバシーを守り、ちょっと秘密基地のようなワクワクするスペースになっています。
2方の窓から光が差し込むリビングダイニングは、オープンキッチンをつなげてさらに明るく開放的に。背比べの柱を取り付けた和室の戸を開け放てば、生活空間がぐっと広がります。オープンキッチンはダイニングと横並びに配すことで、テーブルで勉強している子どもたちを料理しながらでも見守りやすくなりました。
設計担当 成木さん
営業(ホームアドバイザー)担当 時松さん
2位:新築建売×リノベで実現したオンリーワンのわが家 [スタイル工房 ]
希望のエリアと費用のバランスから「新築の建売住宅を入居前にリノベーション」した事例が第2位。白壁を用いたシンプルな内装は、無垢材、アイアン、タイルなどをプラスして素材感あふれる空間に大変身。建具も入れ替え、好みの色に塗装しています。家事動線をスムーズにするため洗面所の引き戸の位置をずらす、キッチンやトイレの設備をグレードアップするなど、一般的な「建売っぽさ」をことごとく払拭。一方、最新の技術で作られた構造や住宅性能はそのまま活かし、間取りの変更は最小限で、自分流の家と暮らし方を手に入れています。
3位:漆喰と縦格子で光と風の道をつくる [青木律典|デザインライフ設計室 ]
第3位は、海と山に囲まれた団地リノベーション。光と風、周りの豊かな自然が室内でも感じられるような住まいをめざしています。床には趣きのあるカラマツの無垢材を張り、壁や天井は調湿作用がありコテの塗り跡が美しい漆喰に。一部の壁や扉はツガ材、窓には障子と柔らかな木に映し出される光を楽しめるようにしました。家の中心に団地特有の壊せない壁があったため、その壁を活かして間取りを再構成。部屋同士を繊細なデザインの縦格子でつないだり、視線の抜けをつくったりすることで、空気が淀みなく流れる心地よい空間になっています。
4位:子どもの成長に合わせて変化を続ける住まい [エキップ(equip) ]
子どもが増え、家族構成が変わることを考えたフレキシブルな住まい。LDKの一角に設けたキッズスペースは、引き戸と可動式の間仕切りで、将来は個室にすることも可能。すぐ隣の寝室と書斎を動かせる収納棚で仕切っているため、ライフスタイルの変化に合わせてワンルームに変更することもできます。広々としたルーフバルコニーに面したLDKは表情豊かなオーク床や真っ白な左官壁のシンプルな空間。家具やDIYの腰壁を木で統一して、素材感あふれるナチュラルスタイルをつくり上げています。真鍮やOSBボードなど個性的な素材がカッコいいアクセントに。
5位:仕事も趣味も思いきり楽しむ別荘地の一軒家 [フレッシュハウス]
祖母から住み継ぐことになった別荘地の一軒家。リモートワークが可能な職種であったため通信環境を整え、趣味も楽しめる空間にリノベーションしています。築50年の家は耐震補強と断熱改修を行い、雨漏りなど困っていたところも全て補修。細かく分かれていた間取りを、LDKとプライベートルームのメリハリある2部屋に変更しました。LDKは部分的に床を一段下げるダウンフロアリビングに。プライベートルームには寝室とアトリエを配し、壁いっぱいに本棚を設けています。基本性能をしっかり上げたことで、冬場でもエアコン1台で十分暖かい住まいになっています。
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