21/07/14 10:00 投稿
1位は「まるごとオリジナルキッチン&家具」|リノベーションランキング(2021年6月)
リノベのトレンド
2021年6月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回はキッチンを中心にしたオープンな住まいがランクイン。居心地のよいカフェやモダンなミッドセンチュリーを取り入れた事例にも注目が集まりました。
1位:暮らしの要となる、スタイリッシュキッチン [CLOCK(クロック) ]
第1位は、ダイニング一体型キッチンを主役に据えた戸建てリノベーション。キッチンを囲んで一緒に料理をしたり、会話を楽しめるオープン型で、収納スペースまでまるごとオリジナル。
天井にはテーブルと同色のルーバーを施し、扉の配色をアクセントに取り入れるなどのコーディネートにより、個性の光るキッチンスペースに仕上がっています。
ワンルームのLDKには、ソファコーナーや猫の遊び場をバランスよく配置。LDKからウォークインクローゼット、洗面脱衣室までぐるりと動ける回遊動線をつくり、家事も生活もストレスフリーに。スタイリッシュなデザインを取り入れながら、機能性も重視しています。
CLOCK 代表 前田 響さん
2位:動線に無駄がない!さすがのカフェスタイル [インテリックス空間設計]
カフェの空間づくりを自邸のリノベーションに盛り込んだ事例が第2位。カフェ経営の経験をもとに、無駄のない空間と動線で暮らしやすい家をつくっています。
家族が集まるLDKと収納スペースは広くとり、1人で過ごすことの多い個室を狭くすることで、デッドスペースのない間取りに。さらにキッチンの位置変更や2wayクローゼットで家事動線を改善しています。
子ども部屋とLDKを仕切るのは、「立てば視線が合うけれど座るとプライバシーが保たれる」という絶妙な高さの室内窓。こちらもカフェからヒントを得たもので、木枠の温もりがくつろぎ感を高めています。
3位:ミッドセンチュリーモダンな空間で、日常を楽しむ [Cuestudio(キュースタジオ)]
第3位は、ミッドセンチュリーの雰囲気を醸すマンションリノベーション。築42年の味わい深い空間に、ブルーとグリーンの壁を新たに立ててモダンさをプラス。どこか懐かしい木目やシンプルなラインに囲まれて、ミッドセンチュリーを感じる住まいになっています。
リビングダイニングの大きな窓からは豊かな緑が眺められ、小さいものも含めて窓が4面にあるため風通しも抜群。木をたっぷり使った室内は、自然の気持ちよさと見事に調和しています。もとの間取りが良かったので、壁の撤去や新設は控えめに。その分、内装の色や素材はとことん追求してイメージを形にしています。
4位:都会の景色を眺望する三角形ハウス [フレッシュハウス]
東京タワー、スカイツリー、都庁が望める、三角形の絶景マンション。壁や柱型が多く閉鎖的な間取りから、浴室以外の壁をすべて取り払い、キッチンを中心にしたオープンな空間に。くつろいでいる時もキッチンに立っている時も、眺めを堪能できる間取りを実現しています。
パントリーを併設するなど実用性に優れたキッチンは、ひと続きのリビングダイニングとともに、グレーを取り入れたモダンなテイストに。一方、小上がりの寝室は琉球畳と萌葱色の壁に彩られた和の佇まい。縁側のようなベンチを設けるなど、床座でも眺めを楽しめるようになっています。
5位:アンティークで彩る、仕事と生活を両立する住まい [+Marchitects(プラスエム・アーキテクツ) ]
鉄骨造の3階建て住宅を、1階はウェディングドレスの撮影スタジオとオフィス、3階は自宅にリノベーション。スケルトンにした3階は、LDKとワークスペース、寝室、水まわりとコンパクトで暮らしやすい間取りに変更されています。LDKとワークスペースの間には扉を設けず、柔らかなアーチ開口で仕切っています。
メインとなる部屋には長年集めてきたフレンチアンティークの家具や照明を並べ、それらが似合う内装材をセレクト。古材にこだわったLDKの床は天然木の楡(ニレ)、隣のワークスペースには古い風合いのある正方形のタイルをそれぞれ敷き込んでいます。
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