21/06/23 10:00 投稿
1位は「機能美を備えたワークスペース」｜リノベーションランキング（2021年5月）
リノベのトレンド
2021年5月に公開された人気リノベーション事例TOP5を発表します。
今回は、個性的なワークスペースと壁材を取り入れたリノベーションが1位に。可変性のあるプランやワンルームリノベにも注目が集まりました。
1位：ユニークな開口部の奥に広がるワークスペース [アートリフォーム]
第1位は、オープンなリビングに機能的で美しいワークスペースを配したリノベーション。ワークススペースは、上部を三角形にカットした開口部とレトロな室内窓でさりげなく仕切られ、ブルーのアクセントクロスとともに、リビングのアイキャッチにもなっています。入り口の印象より中は広く、椅子3脚が並ぶスペースを確保。将来子どもが大きくなったら、家族3人一緒に作業することも可能です。
リビング、玄関を中心に空間を広げ、壁には個性的な素材を使用。ヘリンボーン柄、凹凸のあるリアルパネル、白いタイルなど、場所ごとに印象を変える住まいになっています。
アートリフォーム アドバイザー 糸数 翔吾さん
本事例は「かっこいいお家にしたい！」というお客様のご希望から、いろいろな間取りをご提案させていただき、弊社を気に入ってくださいました。
洗面室は奥の部屋からリビングまで一直線で抜けられるように、またワークスペースも今の時代にとても便利なコーナーになりました！見た目にもこだわった、ヘリンボーンパネルや木の凹凸のパネルは、お客様を交えてたくさん吟味させていただきました。その甲斐あって、お客様らしさを出せた住まいだと思います。
2位：可変性を取り入れて、子育てしやすい家に [entrie(エントリエ) ]
子育てしやすい間取りと好みのデザインを予算内で叶えたリノベーションが第2位。開放的でのびやかなLDK、ファミリークローゼットを配置して、個室は可変性のあるプランを採用しています。寝室と書斎にしている部屋は、プライベート感を高めて将来の子ども部屋に。その時にはリビングとひと続きのキッズスペースを夫妻の寝室に変える計画です。
インテリアは天然木などを使ったシンプル＆ナチュラルスタイル。予算内で収められるよう浴室などこだわりのない部分は担当者に任せ、室内窓や広いキッチンなどは素材とデザインを選び抜いています。
3位：2度目だから、大きな間取り変更なしで希望をクリア [スタイル工房 ]
第3位は、理想の住まいを手に入れた2度目の中古購入＋リノベーション。前回の反省を踏まえて、リノベ会社や物件の選択には時間をたっぷり掛けています。
購入したマンションは、広々としたLDKと個室が3部屋というイメージ通りの間取り。そのためほとんど間取り変更をせず、リビングの壁のみ撤去してキッズスペースをつくりました。
床材に使った秋田杉、壁や天井を塗装した漆喰などの自然素材は、以前の住まいで気に入っていたもの。新居でもふんだんに使って、自然の温もりとさわやかな印象を合わせた心地よい空間をつくり上げています。
4位：オープンで機能的！生活空間を一つにした住まい [ハコリノベ ]
ひとつの空間にリビング、ダイニング、キッチン、寝室をレイアウトしたワンルームリノベーション。無骨さを取り入れたインダストリアル様式で、コンクリートむき出しの壁や天井に使い込まれたようなウォールナットの床材を合わせています。
リビングには大画面で映画が楽しめるソファコーナーと機能的なワークスペースを配置。オープンキッチンと奥行きのあるテーブルをつなげて、ゆったりと食事が楽しめるダイニングコーナーもつくっています。
玄関横の唯一残した個室は、大容量のウォークインクローゼットに生まれ変わりました。
5位：過去と現在が溶け合う、風情のあるインテリア [a.design(エーデザイン) ]
築60年の店舗併用住宅をリノベーション。老朽化が進んでいたため、構造以外は解体して間取りも内装も一新しています。
店舗の大きな開口部分は壁で塞ぎ、車庫を趣味のアトリエに変更。和室・土間・廊下は仕切りのないワンルームのLDKとし、オーダーメイドのステンレスキッチンを配置しました。時が経って味わいが増した引き戸などは修繕して再利用。無垢のパイン材や珪藻土など新たに加わった自然素材ともマッチしています。洗面室や浴室はこだわりのタイル張りで、どこか懐かしい雰囲気に。暮らしの快適さと昭和の趣とが同居する住まいになっています。
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