23/01/16 10:00 投稿
1位は「母のひとり暮らし兼夫妻のセカンドハウス」|リノベーションランキング(2022年12月)
リノベのトレンド
2022年12月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、母のひとり暮らしと夫妻の別荘をひとつに合わせたマンションリノベがランクイン。使いやすさを重視したアイランドキッチンや、和と洋を融合したインテリアも注目されました。
1位:母のひとり暮らしと夫妻のセカンドハウスを兼ねた湘南のマンション [湘南リフォーム]
第1位は、湘南の海を感じるセカンドハウスのリノベーション。普段は母がひとりで暮らし、週末には夫妻が訪れるため、家族3人が快適に過ごせるよう間取りを一からつくり直しました。
LDKの壁側には、夫妻が寝泊まりするロフトベッドを設置。固定階段を取り付けることで昇り降りをスムーズにし、個室感も演出しています。
一方ルーフバルコニーが広がる窓側にはベンチとワークカウンターを造作。景色も楽しめる開放的なスペースなので、仲間と集まったり仕事をしたりと多様に使いこなしています。自宅にいる愛猫を連れてくることも想定してキャットウォークなども完備しました。
湘南リフォーム プランナー 竹内さん
お母様のお住まいとしても、またご夫妻が週末を過ごすセカンドハウスとしても心地よくなればとの思いから、無垢フローリングやウッドチップクロスなど自然素材をご提案しました。猫を飼われているという共通点から、毎回猫の話ができたのも楽しい思い出です。
2位:収納と使いやすさを重視したアイランドキッチン [空間社]
18年前に手に入れたマンションを今の生活に合うようにリノベーションした事例が第2位。
きっかけは息子が受験を控え「落ち着いて勉強できる環境を整えてあげたい」という思いでしたが、以前から気になっていたキッチンや収納、夫妻のワークスペースも一気に改善しています。
使いにくかったクローズドタイプのキッチンは、オープンなアイランド型にしてLDKの中央に。洗面室への出入り口を塞ぎ、パントリーやカップボードなど収納を充実させました。子ども部屋は独立性を高くしてデスクや本棚を造りつけ、勉強に集中できるようにしています。
3位:あえて和室を残し、和と洋のインテリアを融合する [夢工房]
第3位は、壁や扉で細かく区切られていた間取りから、開放感のあるヨーロッパ式の住まいに変えたリノベーション。壁式構造で壊せなかった壁があったものの、ダイニングをキッチンと一室にしたりサニタリールームをつくったりして空間を広々と使っています。
もともと日本の文化に関心があった夫妻は、あえて和室を残し、和と洋をミックスしたインテリアを構築。畳や障子は形を継承しつつ素材を更新し、襖にはイギリス製のクロスを張りました。床はオーク無垢材、壁は漆喰と自然素材をふんだんに使用。「毎日が健康的で快適」な暮らしを送っています。
4位:こだわりの素材と造作家具が映える変型の間取り [アズ建設]
オリジナルの家具で暮らしやすさをアップさせた、変形間取りのマンションリノベーション。キッチンの位置を変え、キャビネットやオープン棚、ダイニングテーブルを造作し、適切な収納と便利な動線をつくりました。
こだわりはデザインだけでなく、美しい素材にも。ナラ材、モルタル調のデコリエ、タイルを使い、キッチン全体をコーディネートしています。
壁や天井の仕上げは水性塗料のAEP、床はナラ無垢材のフローリング、窓際はヘキサゴンタイルを敷き詰めた縁側スペースに。回転タイプの室内窓を設置し、空気が循環する気持ちのよい住まいになっています。
5位:リボンワークのサロンを主宰するモダンクラシックな住まい [スタイル イズ スティル リビング]
外国のような街並みが眺められるヴィンテージマンション。大きな窓と特徴的な間取りを活かし、欧米風の洗練された住まいに仕立てています。
LDKに隣接する個室には、壁と同じ色合いのドアに加え、フラットに収まるドア枠を使用。ドアと壁が一体になることで部屋の存在感が薄くなり、生活感を上手に隠しています。
離れのようなスペースは、妻が主宰するリボンワークのサロンに。リボンの直径に合わせたオリジナル収納棚や床のタイル、照明などインテリアを柔らかいカラーで統一しました。家全体はグレーを基調としたモダンクラシックなテイストでまとめています。
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