23/05/12 10:00 投稿
1位は「水まわりを移動して風通しよく」|リノベーションランキング(2023年4月)
リノベのトレンド
2023年4月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、間取りの分断を解消した風通しのよい住まいが第1位に。連続する3畳の子ども部屋やスタジオタイプのリノベーションにも注目が集まりました。
1位:バスルームと洗面室の配置換えで風の通り道をつくる [SHUKEN Re(シュウケンアールイー) ]
第1位は、家の中央に配されていたバスルームと洗面室を移動し、風通しのよい住まいを実現したリノベーション。
以前は空間が南北に分断され、廊下だけが風の通り道でしたが、家じゅうを空気が循環する間取りに生まれ変わりました。
水まわりの位置を変えるため、配管スペースとして床を上げた部分があったものの、天井を高くできたことで圧迫感は無し。室内窓や引き戸が横方向のつながりをもたらし、風が心地よく通り抜けています。
また観光地のスターバックスを参考にした「黒、グレー、木目にちょっとグリーン」のインテリアも、快適な空間づくりに一役買っています。
2位:工夫のある子ども部屋と収納でリビングもグッと快適に
使いにくい子ども部屋と収納の不足、手狭に感じていたリビングを見事に改善したリノベーションが第2位。
子ども部屋は、リビングの一角に兄弟それぞれ3畳の個室を用意。天井部分を空けた壁で囲むことで、光や風が程よく入る気持ちのよい居場所となりました。
使うことを考えた収納は、ものの多いキッチンを中心に新設。玄関には愛犬の世話にも便利な広い土間収納、さらにウォークインクローゼットや壁つけ収納をつくり、ほとんど家具を置かなくてもすっきり片付いた部屋をキープしています。
空間に余裕がなかったリビングも、広がりを感じられるようになりました。
3位:使い方は自由自在!スタジオタイプのマンションリノベ [錬(れん) ]
第3位は、31㎡のマンションを仕事用にリノベーションした事例。
将来子どもがひとり暮らしをする際に譲り渡すことも想定し、フレキシブルな使い方ができるスタジオタイプに間取り変更しました。
玄関横にあったキッチンを奥に移動し、その分土間を拡張。建具で空間を分けることで、玄関から部屋が丸見えにならず、屋外の暑さ寒さや幹線道路の騒音も軽減されています。
白を基調とした部屋は、抜け感と素材のミックスで居心地よくコーディネート。築50年越えでしたが一度リフォームしていたため、浴室は既存を活かし、間取り変更やインテリアに予算を割いています。
4位:店舗設計のスペシャリストが選んだノイズレスな空間 [ハコリノベ]
店舗設計のスペシャリストがワンストップで実施した自邸リノベーション。
仕事で培ったセンスを活かし、間取りはもちろん素材や色にこだわった、ホテルライクな空間をつくり上げています。
壁は巾木などで凹凸をつけず、視覚的にノイズレスに。玄関から掃き出し窓に向かう水平ラインを強調し、奥行きを感じられるようにしました。
天井は躯体現しにすることで、2.5mの高さを確保。引き戸タイプのハイドアをすべての出入口に取り付け、すっきりした見た目と、風が通り抜ける開放感を獲得しています。
LDKの主役はオリジナルのダイニングテーブル。洗練されたデザインがシンプルな空間に映えています。
5位:遊び心と機能性を兼ね備えたセカンドハウス [リノベーション東京]
趣味と仕事をとことん追求するセカンドハウス。家族と暮らす家とは別に2LDKのマンションを購入し、理想の住まいにリノベーションしました。
趣味のスペースには、コレクションをディスプレイ収納する大きなショーケースと、プロジェクターを組み込んだ収納棚をオーダー。仕事のスペースをリビングの一角につくり、効率よく作業できるデスクと本棚を造りつけました。
間取り変更は最小限とし、既存の物も活用することでコストダウンを実現。一方オーダー収納やインナーサッシなど必要なところには予算をしっかり掛けています。
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