趣味と仕事を両立するセカンドハウス。リノベ予算にメリハリをつけて居心地のよい空間に
リノベーション東京 (設計・施工)
ワークスペースを配置したリビングは色合いもデザインもシンプル。仕事の打ち合わせの時には、趣味スペースの引き戸を閉めて事務所仕様に。
DATA
間取り図
「価値」と「快適」そして「幸福」をプラスする住まいに
コレクションや映像を見て楽しむ、理想の趣味スペース
家族と暮らす自宅とは別に、セカンドハウスとして購入した2LDKのマンション。「趣味」と「仕事」が気持ちよく両立できる空間にリノベーションしたいと考えていました。住みたい家のイメージがあったため、「細かい要望をすべて叶えてくれる」ことを第一条件にリノベ会社を探し、リノベーション東京を選びました。
バルコニー側の洋室は、時間を忘れて趣味に没頭するスペース。コレクションを飾りながら収納できるショーケースとプロジェクターを組み込んだ棚を、壁いっぱいに設置しています。この大きなショーケースと壁付け収納は、どちらも入れるもののサイズに合わせてオーダーしたもの。プロジェクターの部分は板の厚みを変えるなど、無駄な隙間をつくらないオーダーならではの工夫が光っています。
ショーケースは透明ガラス、壁面収納は壁と同じ白い扉に。好きなものに囲まれ、ゆったりした時間が流れるプライベート空間。
リビングのワークスペースを立体的に使いこなす
リビングの一角にはデスクを造作したワークスペースを配置。引き戸部分までデスクカウンターを延長し、作業スペースを広げています。必要書類などを効率よく収納できるよう、デスクの上下の空間には扉付きの棚とオープン棚を造りつけました。
間取りは大きく変更せず、それぞれのスペースの間仕切りには引き戸を使用。上張りのフローリング材を使ったり既存の設備を活用することで、コストダウンにつなげています。一方、趣味や仕事に関するオーダー収納、また快適な室内環境をめざしたインナーサッシの設置など、必要と思ったところには十分に予算をかけました。
細部にまでこだわりが詰まった収納やワークスペースに加え、メリハリのある予算配分で、「趣味」と「仕事」が楽しめる住まいをつくり上げています。
隠す収納と見せる収納を使い分けたワークスペース。見せたくないものは扉付きの吊戸棚、サッと手に取りたいものはオープン棚に。
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開け閉めするだけで場面転換ができる引き戸。プライベートが丸見えにならないので仕事中も落ち着きます。
リラックスタイムには引き戸を開け放ち、ワンルームのようなオープンな空間に。
お気に入りのコレクションをディスプレイ収納。天井いっぱいの壁面収納でコンパクトな空間を有効に使いました。
使い勝手のよいワークスペースが家の中心。趣味スペースや工房、キッチンなどの水まわりをぐるりと回遊できます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
床：上張りフローリング（ベルゴフロア・モダンナチュラルオーク／北洲）
建具：3連引戸（ベリティス／Panasonic）
造作収納：壁面収納（GRID Shelf／TiGRAN）、ショーケース（透明ガラス戸／Panasonic）
造作家具：ワークデスク（インテリアカウンター／Panasonic）
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リノベりす編集部コメント
趣味を思いきり楽しみ、仕事をサクサクこなす、自分だけの家。こんな空間が欲しい、と憧れる人も多いのではないかと思いました。こだわりたいところには予算をしっかり掛け、そうでないところはコストダウンというバランスもいいですね。