1位は「常設展と企画展がある家」|リノベーションランキング(2023年7月)

リノベのトレンド

2023年7月に公開された人気リノベーションTOP5を発表します。今月は、住まいを美術館に見立てたリノベーションが1位に。食事をしながら桜を楽しむ間取りやルーフバルコニーを活かした住まいもランクインしました。

1位:部屋を構成するものと「常設展」のイメージを重ねる  [ゼロリノベ]

第1位は、住まいをアートミュージアムに見立てたワンストップリノベーション。物件探しから工事までの窓口をひとつにすることで、条件や予算が明確になり、新居購入がスムーズに進んでいます。

リノベーションのテーマは「常設展と企画展がある家」。常設展になぞらえたのは、芸術的に仕上げた内装や家具、自作のベンチなど住まい全体を構成するもの。洗面室の入り口にアートを飾り、こちらを企画展としました。
開放感のあるLDKと寝室の間には、廊下のような木のトンネルを配置。柱とクローゼットの壁にチーク材を張ったトンネルで、通り抜けるたびに部屋の風景も気持ちも切り替わります。

木のトンネルがつなぐ美術館みたいな家。無理なくこだわるワンストップリノベーション


ゼロリノベ

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ゼロリノベ おうちプランナー 野田さん

間取りはシンプルに大きなLDKと寝室という分け方をしています。その2つの部屋を繋ぐ木のトンネルで雰囲気の切り替えをしています。
飾ることが趣味のお施主様と考えたお家づくりのテーマは、「常設展と企画展」。常設展は、お家の要素であるコンクリート壁や木の扉、キッチン、そしてトンネル。少し個性を出して、常にお家にある展示物のように考え、企画展は、お皿や絵本、雑貨、植物。季節の飾りや旅行で買ったお土産を入れ替わる展示物として考えています。
ずっと住み続ける為に、飾ることが楽しくなる工夫を盛り込んだ設計を心がけました。

2位:四季折々の桜と食事を満喫するダイニングキッチン [ハコリノベ]

桜を見ながら食事をすることを第一条件にしたマンションリノベーションが第2位。キッチンとダイニングを家の中央から窓側に動かし、居心地のよいカフェのような住まいをつくりました。

キッチンはオープンな対面式で、周囲にぐるりとL字のテーブルを接続。キッチンの床を一段下げてカウンターとテーブルをフラットにつなげることで、ゆったりと料理や会話が楽しめるようにしています。
グレーを基調としたLDKは、キッチンの黒、テーブルの茶、室内窓や引き戸の黒いフレームが響き合う空間。柱に使った木材や透明ガラスなど異素材が互いを際立たせ、個性的なカッコいい空間になっています。

桜を眺めながら食事を楽しむカフェのような住まい。思い浮かべたシーンを形にしたマンションリノベーション


ハコリノベ

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3位:一日中、光と風を感じる心地よい住まいに [エキップ(equip)]

第3位は、北面のルーフバルコニーを最大限活かしたリノベーション。
以前はルーフバルコニー側は2つの個室でしたが、壁を取り払い大空間のリビングダイニングに変更。北面だけでなく、東面や西面の窓もリビングダイニングに組み込むことで、一日中穏やかな光に包まれる住まいに生まれ変わっています。

キッチンなどの水まわりは家の真ん中にまとめて配置。それを挟んで左右に廊下を振り分けて、玄関からリビングに向かう主動線と、クローゼットや収納を通り抜ける裏動線をつくりました。また2つの動線は東と西の窓をつないでいるので、風の通り道にもなっています。

ルーフバルコニーを取り込み3方向からの光を楽しむリビングへ。2つの動線で風通しよく暮らせるマンションリノベ


エキップ(equip)

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4位:難しい水まわりの移動を実現したヴィンテージマンション [Belle ベルエ(株式会社リノステージ) ]

築41年のヴィンテージマンションの間取りを大胆に変えたリノベーション。「解体してみないと分からない」と言われていた水まわりの移動がすべて実現し、対面式キッチンや広々としたバスルーム、廊下の洗面コーナーを備えつけました。

窓際には開放的なLDKと子ども部屋、書斎を配置。引き戸によって普段は広々使い、仕事の時にはさっと閉めて落ち着いた個室をつくっています。
玄関は土間をグッと広げて、収納~クローゼット~廊下の回遊動線に。廊下にはダブルボウルの洗面台を設け、帰宅後の手洗いや朝の身支度をスムーズにしています。

築41年ヴィンテージマンションの水まわりを移動。レイアウトを追求したリノベで心地よい住空間へ


Belle ベルエ(株式会社リノステージ)

5位:自分たちの暮らし方に合わせた「ニコイチ」リノベ [スタイル工房]

賃貸物件だった2戸をつなげ、ひと続きの住まいにする「ニコイチ」リノベーション。
玄関やトイレ、浴室も2つあるため、戸境壁を撤去するだけでなく、さまざまな工夫を凝らしました。

間取りは、エレベーターに近い玄関を活かし、そこから廊下、洗面、キッチンを斜めに配置。もともと2戸が斜めにずらした雁行配置だったため、無駄なスペースが生まれず、LDKから個室や水まわりに最短で移動できるレイアウトになりました。
また毎日気持ちよく過ごせるよう、室内窓や珪藻土を随所に採用。子どもの成長に合わせてフレキシブルに使える部屋もつくっています。

元・賃貸物件の「ニコイチ」リノベで、可変性のある家事ラクな住まいに!


スタイル工房

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