24/12/15 10:00 投稿
【2024年間ランキング】注目されたリノベーション事例TOP10!!
リノベのトレンド
リノベーション専門情報サイト「リノベりす」では、毎年、その年にユーザー支持を集めたリノベーション事例をランキング形式で紹介しています。今年も多くのリノベーション事例が公開された中、2024年に最も注目された事例は?「リノベりす年間ランキングTOP10」を発表します。
第1位は、収納不足とキッチンの暗さを解消したリノベーション。気になっていた点を改善しつつ、リノベのきっかけとなった子ども部屋をつくり快適な室内環境に整えています。第2位は間取りを自由に変えるための柱を用意したリノベーション。第3位は造り込まずに余白をもたせたリノベーションでした。
住む人の暮らし方まで変えるようなアイデアが詰まったリノベーション事例TOP10。これからの時間が豊かになるように、自分たちのライフスタイルに合った住まいを実現しましょう。
1位:子ども部屋・収納・キッチンが居心地のよい空間に [スタイル工房]
2024年で最も注目された事例は、収納やキッチンの問題を解決しながら、新たに子ども部屋もつくった盛りだくさんのマンションリノベーション!
長男の部屋は、リビング横の和室を洋室に変えて独立性の高い個室に。一般的にエアコンの新規取り付けが困難な窓がない部屋でしたが、リビングの既存の梁を下側に延長してダクトを通すことで無事設置。さらに室内窓を取り付けることで通気もよく、家族の気配も感じる快適な空間になっています。
これまで片付かなかったものは、広げて大きくした壁一面のクローゼットにまとめて収納。キッチンとダイニングを分断していた吊戸棚を取り払い、リビングダイニングの壁いっぱいに扉付きの白い棚を設けました。閉塞感のあったキッチンが明るく開放的になり、収納量もしっかりキープしています。

「スタイル工房」に依頼した住まい手のコメント
スタイル工房さんは私たちの要望をしっかりくみ取り、プロ視点でプラスの提案もしていただきました。
愛着あるマンションを部分的にリフォームし、キッチンの開放感、リビングの広さ、子ども部屋の確保などが実現しましたが、特に収納が一番のお気に入りです。何をどこにしまうのかモノの寸法も伝えてピッタリの収納を提案いただき、細かい配慮にとても感謝しています。
物のカタチを変え人の気持ちを変える幸せづくりがモットー
2位:好きなタイミングで個室を増やせる可変性のある住まい [ゼロリノベ]
そして第2位には、自由に間取りをつくれる「部屋のアウトライン」として木の柱を並べたリノベーションがランクイン!
LDK以外は空間を分割できる仕掛けは実にユニーク。家族構成やライフスタイルの変化に合わせ、小分けリフォームのような感覚で間取りを変えることができます。美しい木目の杉材が組まれた様子は、庭のようなルーフバルコニーとの相乗効果で、一軒家のような開放感に。
まだ子どもが小さいこともあり、今はひと部屋だけ寝室にして、残りは広々としたワンルームとして使用しています。将来的にはリビング横のスペースを4つの個室に分けられます。

「ゼロリノベ」に依頼した住まい手のコメント
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
3位:将来の子ども部屋を想定し、余白をもたせた1LDK [ハコリノベ]
移動できない壁がある壁式構造のフルリノベーションが第3位!
既存の間取りを活かしながら、ライフスタイル合わせた住まいに大変身。和室の襖をなくして大空間のLDKに変え、家族や外の景色を見ながら料理ができるオープンキッチンを備えつけました。個室はベッドルームのみで、収納はパントリーや土間、オープン棚など動線に配慮しながらそれぞれ配置。今の暮らしに必要な部屋数と収納スペースを割り当てつつ、子ども部屋を想定し、ひと部屋増やせるようにしました。また、リビングダイニングやキッチンはあまりつくり込まず、空間に余白をもたせています。

「ハコリノベ」に依頼した住まい手のコメント
梁とモルタルと床材の質感を大切に、時間を経て味わいの増す空間づくりを目指しました。家族の形や暮らし方の変化に応じて、変化できる余白を残しつつ、帰るのが楽しみになる部屋にしていただき、数年たった今も愛着は増すばかりです。部屋と共に成長するこれからの時間が楽しみです。
時間がたつほど好きになる。そんなお気に入りの「ハコ」をつくる
4位
ひかリノベ
ワンルームにリフォームされていたマンションを購入し、フルリノベで1LDKに分割。あえて個室をつくることで、パブリックスペースとプライベートスペースが明確になりました。玄関ホールと洗面脱衣室はひと続きにしてデッドスペースのない機能的な空間に。セミオープンにしたキッチンやウォークインクローゼットは、生活に必要な物を隠しながら集中的にしまえる収納スペースです。
5位
entrie(エントリエ)
夫妻ともにリモートワークになったことをきっかけに、妻が憧れていた海辺のエリアに住み替えリノベーション。オープンなワークスペースを畳の小上がりと室内窓でつなぎ、仕事をしながら子どもの様子を見守れるようにしています。細部までとことんこだわったフラットキッチンが夫のお気に入り。キッチンだけでなく壁紙や小さなパーツまで自分たちで選んだことで、愛着がもてる住まいに。
6位
住工房
祖父母が住んでいた築60年の戸建て住宅。リノベーションでは、耐震補強と断熱改修で安全性や快適性を高めつつ、昭和の風情を残しました。LDKは階段の位置を変更してスキップフロアも取り入れ、広がりを感じるように。収納をオーダーすることで、空間を無駄なく使い切りました。建具などは既存の雰囲気に合わせて新たに追加。玄関の格子戸はこれからの経年変化を加味して木材の色を決めています。
7位
たすかけ 吉祥寺ラボ
リビングの隣につくったのは、2人一緒のワークスペース。それぞれ落ち着いて仕事に取り組めるよう、広さや机の向きを工夫しました。間仕切りの縦格子はワークスペース側はAV機器収納、リビング側からはテレビボードとして使用。和室はゲストルームとして美しく整えて、友人と会話が弾むオープンキッチンにはワインセラーやコーヒーマシンも。家事がスムーズに流れる回遊動線も取り入れました。
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リノベりす編集部コメント
2024年の人気事例ランキング、いかがでしたか?最も注目を集めたのは、子どもや部屋を新たにつくりつつ収納やキッチンの不満も見事に解決したリノベーションでした。
子どもの成長のどの段階でマイホームを手に入れたかで、子ども部屋のあり方は違ってきます。また、リモートワークが定着したことで書斎と生活の場を分けることも多く、ほかは共有でも寝室だけは独立させたい、泊まり客用のゲストルームが欲しいなど、個室の必要性が再認識されました。
そんななか、部屋を増やせる可変性のあるリノベーションプランに注目が集まったのも納得ですね。「リノベりす」では、リノベーションのヒントが詰まった事例をたっぷりご紹介しています。来年もぜひご期待ください!