25/05/03 10:00 投稿
ロフト、ヌック、R壁…定番にも新しい工夫!2025年3月の注目リノベアイデア3選
リノベのトレンド
2025年3月に公開されたリノベーション事例のなかから、注目のアイデアをピックアップ!
定番となったアイデアにも新たな工夫でより自分らしいすまいに。斬新な発想が次々出てくるリノベーション業界のいまを編集部がお届けします。くらしがより便利になったり、楽しくなったり、自分に合った工夫を取り入れてみては。
マンションでロフトをつくるならリビングに!?
もともと天井が高くないとロフト(※1)をつくるのは難しいのではと思われがちですが、リノベーションでは一般的なマンションの天井高でもさまざまなデザインと工夫でロフトを取り入れています。
こちらの事例はリビングにロフト付きのベッドスペースを。ベッドスペース部分だけ床を下げてカーペットにしたり、ロフト下をR型にしたりすることで、インテリアのアクセントになるだけでなくくつろぎ感もアップしています。
所在地:大阪府大阪市
施工面積:70.18㎡
家族構成:夫婦
築年数:37年
間取り:3LDK→ワンルーム
設計・施工:ハコリノベ
改修範囲:フルリノベーション
室内窓とヌックでつながる子ども部屋
デザイン性だけでなく機能性の高さもあることからすっかり定番の人気となった室内窓(※2)ですが、ヌック(※3)とつなげてさらに特別な空間に。窓を開ければ子ども部屋と行き来することができるのも楽しい工夫です。
小上がりやワークスペースなどもそうですが、「部屋未満のちょっと特別な空間」をつくるのは最近よく見られる傾向のひとつ。家への愛着がさらに増す自分のライフスタイルにあった「特別」をぜひ取り入れてみては。
所在地:東京都世田谷区
延床面積:133.04㎡
施工面積:133.04㎡
家族構成:夫婦+子ども3人
間取り:3LDK→2LDK(将来4LDKに変更可)
設計・施工:エキップ(equip)
改修範囲:フルリノベーション
※2「室内窓」とは
スコットランド語の「ヌーク(neuk)」が語源とした、小さいスペースにつくられた心地のよい部屋未満の場所のこと。階段下などのデッドスペースを活用したり、窓際に出窓のように設けたり、場所や用途はさまざま。読書に特化したものはリーディングヌックと呼ぶことも。
※3「ヌック」とは
部屋の一部を二層にした空間のこと。天井の高さは1.4m以下、床面積は直下の階の二分の一未満に制限され、建築基準法上は「小屋裏物置等」に指定されます。縦方向のデッドスペースを有効活用できたり、部屋のアクセントになるのが魅力。換気や掃除については、事前にしっかり確認を。
アーチ開口ですまいをドラマチックに
こちらは「大好きな映画のキャラクターの家」をイメージし、変形アーチ開口(※4)を随所に取り入れて、ドラマチックに演出した事例。玄関からのびる廊下は、「洞窟」に見立ててアーチを連続させました。
リビングとダイニングを仕切るウエーブ型アーチは、職人が型紙からつくって再現。オリジナリティあふれる住まいを希望している場合、自分のイメージを具体化してくれる会社を見つけることがより大事になります。迷ったときは、「リノベ会社紹介サービス(無料)」でアドバイザーに相談てみては。
所在地:神奈川県横浜市
延床面積:85㎡
施工面積:85㎡
工事費:1400万円
家族構成:夫婦+子ども2人+猫2匹
間取り:3LDK→2LDK+WTC
設計・施工:夢工房
改修範囲:フルリノベーション
※4「アーチ開口」とは?
ドアや開口の上部をアーチ状にしたもののこと。ドアや通路だけでなく、収納や各部屋の入口、梁などさまざまな部分に使われ、曲線のやわらかさがが加わることで空間の印象が劇的に変わります。アーチの角度でも雰囲気が大きく変わるので、施主とつくり手が事前のイメージをしっかり共有することが大切です。
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※1「ロフト」とは?
部屋の一部を二層にした空間のこと。天井の高さは1.4m以下、床面積は直下の階の二分の一未満に制限され、建築基準法上は「小屋裏物置等」に指定されます。縦方向のデッドスペースを有効活用できたり、部屋のアクセントになるのが魅力。換気や掃除については、事前にしっかり確認を。