25/06/11 10:00 投稿
隠し扉、インナーテラス、増築…2025年5月の注目リノベアイデア3選
リノベのトレンド
2025年5月に公開されたリノベーション事例のなかから、注目のアイデアをピックアップ!
定番となったアイデアに新たな工夫をプラスした3つの家をご紹介。目から鱗が落ちるようなリノベーション情報を編集部がギュッと集めてお届けします。読んですぐ役に立つアイデアがいっぱいです。
遊び心をくすぐるすまい。書斎の本棚が隠し扉に!?
自分の好きなものを自由に取り入れられることはリノベーションの醍醐味のひとつ。暮らしやすさももちろん大切ですが、夢や憧れを取り入れることでより愛着のある特別な我が家になります。
ドアの存在感を消しつつ、実用性をもたせる「隠し扉」は、デザインと機能のバランスがポイント。すまいに遊び心を加えれば、毎日がワクワクに。
みんな一度は憧れる隠し部屋も、工夫次第で機能性をそこなわずに実現することが可能。遊び心を共有できる専門家を探すことが重要です。
所在地:名古屋市西区
施工面積:91.09㎡
家族構成:夫婦+子ども1人
築年数:19年
間取り:4LDK→2LDK
設計:KULABO(クラボ)
施工:KULABO(クラボ)
改修範囲:フルリノベーション
無垢材を斜めに切り替え、タイル床のインナーテラスをつくる
床材の主流であるフローリングの一部を切り替え、タイルや石を張ったインナーテラス(※1)は、屋外のような開放感を味わえる空間。天候に左右されない便利なスペースでもあり、床面のアクセントという視覚的効果も。
オープンキッチンの隣にインナーテラスを設けて光と風をたっぷり取り込める住まいに。キッチン側はタイルを斜めに張ったデザインで、無垢材とタイルという対照的な素材の感触も楽しんでいます。
所在地:愛知郡東郷町
施工面積:108.23㎡
家族構成:二世帯
築年数:50年
間取り:5LDK→5LDK
設計:住工房
施工:住工房
改修範囲:フルリノベーション
増築リノベーションで、人を招いて楽しめる家に
新築当初はちょうどよかったけれど、時を経て、手狭になった戸建て住宅。敷地に余裕があれば、増築(※2)して相応の大きさにつくり変え、暮らしに家を合わせてみては。
たくさんのゲストを呼んで、にぎやかに食事を楽しむ機会が多いため、キッチン&ダイニングを増築。南側の庭を囲むように床面積を増やし、最高のおもてなし空間に。
所在地:東京都豊島区
施工面積:56.24㎡
家族構成:単身
築年数:18年
改修範囲:部分リノベーション
増築とは?(※2)
家の床面積を増やすこと。平屋を2階建てにしたり敷地内に離れをつくったりすることも含みます。建て替えに比べて工期が短いなどメリットも多いですが、建築当時と構造基準などが変わっていることもあるので綿密に計画を。
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インナーテラスとは?(※1)
家の中や半屋外にあるテラスのこと。屋根があるためプライバシーを確保しながら、明るさや開放感を取り入れることができます。室内干しをしたいならバーを取り付けたり、植物を育てたいなら床材を水に強いものにしたりと、使い方に合わせた機能性を持たせることも大切。イメージだけでつくってしまうと上手に活用できないので、用途を決めてからプランしましょう。