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13時限目:知らないとキケン! 中古一戸建てマル必Q&A(4)

リノベーション・ゼミナール

中古戸建
 
(3)に続き、自分で確かめられる点第2弾です。
内見の際は下記のポイントをしっかりチェックし、五感をフルに使って確認を。これは、という物件が現れたらプロに同行してもらうとよいでしょう。(text rika watanabe)
 

【軒裏・バルコニー】

軒裏やバルコニーなど、建物の上の方も見上げて確認します。軒裏とは、軒の下の面のことで、屋根の端にあたるので雨漏りの影響でシミが出来やすく、経年劣化や重さで、たわみやはがれが起きることもありますバルコニーは、外
壁との接合部に負担がかかりやすいので、亀裂が見つかったら、室内側にも雨漏りの跡がないか確認します。雨の排水経路や雨樋のゆがみなども併せてチェックを。
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この軒裏のシミは、雨漏りによるもの。建物の外回りの不具合は、
雨による影響が多いので、とにかく目線を上にしてチェックを!

 

【天井】

不具合は壁や天井から起こります。外壁に面した壁の上の方や天井を見上げて四隅をくまなく点検し、たわみやゆがみ、クロスの浮き、シミの有無をチェック! 外壁から離れた個所のシミは上階の配管からの漏水、結露の影響も考えられます。屋根からの雨漏りは小屋裏の点検などでわかることもありますが、外壁からの雨漏りは特定することが難しいので、慎重に調査を進める必要があります。
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シミやゆがみなどがないか確認。シミは雨漏りや配管の漏水などが原因。
仕上げ材があるので、外壁からの雨漏りは特定しにくい

 

【サッシ・ドア】

建具をはじめ、とにかく動くものは何でも動かしてみましょう。サッシ、ドアなど室内建具はもちろんのこと、クロゼットや収納扉、障子、押し入れの襖など、すべての建具を動かして、スムーズに開閉できるか、引っかかりやきしみがないか、手を離すと勝手に開いたり締まったりしないかを入念にチェックします。サッシの周りに使われているシーリング材の劣化状態や隙間の有無も確認を。簡単な調整は自分でも可能ですが、家の中の半分以上のドアや窓になんらかの不具合がるあようなら、建物全体が傾いている可能性も。その場合、基礎や外壁など他の部分とも照らし合わせて総合的に判断する必要がありますので、プロに任せるのが望ましいでしょう。
 

【床下・小屋裏の点検】

床下と小屋裏も購入前に必ずチェックしておきましょう。床下は、シロアリの侵入、漏水の有無などを確認。小屋裏は、屋根に近く、風雨の影響が大きい場所なので、柱や梁、束の割れや劣化がないかを確認します。中にもぐり込まなくても、手が届く範囲でデジタルカメラで中を撮影するだけでもかなりのことがわかります。家のどこにも点検口がない場合は、専門家にファイバースコープによるチェックを依頼する手も。売主が居住中の合は、「点検口を見せてほしい」と事前に断りを入れておくといいでしょう。リノベーションする際は、将来のためにも、洗面台の下やキッチンのシンク下、浴室の天井などに点検口を設けることをオススメします。
 

「知らないとキケン! 中古一戸建てマル必」・完

 

取材協力
さくら事務所
1999 年、業界初の個人向け不動産コンサルティング会社を設立。、おもに不動産調査、ホー
ムインスペクション( 住宅診断) 等を行い、売り手側の論理ではなく第三者的な立場で的
確な調査報告・アドバイスを提供。http://www.sakurajimusyo.com

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