リノベーション情報サイト「リノベりす」

リノベーション専門誌「relife+」 X SUVACO のリノベーション情報サイト

8時限目:理想のリノベを実現するために知っておきたい!【マンション管理Q&A(3)】

リノベーション・ゼミナール

「そもそもマンションを管理しよう、と思って購入する人はいません。ですが、健全に管理されないと、のちのち困ったことになります」と話すマンション管理士の平山晃さんにお話を伺いました。第3弾・最終回です。(text kimiko kimijima (FUSOSHA)、photo syuichi yamakawa)

ストライプ

 

Q8

マンションのトラブルで多いのはどんなケース?

 

A.メンテナンスに多額の費用がかかる機械式駐車場は問題が多い。喫煙や騒音などもトラブルに発展しやすい

 

一例としては機械式駐車場。メンテナンスに多額の費用がかかります(タワー型はとくに)。しかもクルマ離れが進んで駐車場の利用率が落ちているので、さらに問題は深刻です。事故も多いので、今後は安全装置などの設置が義務づけられる可能性もあり、さらに費用がかかることにも。バルコニーでの喫煙もトラブルに発展しやすい。最近ではバルコニーでの喫煙により健康被害を受けたという訴えに対して、賠償命令の判決が出た判例もあり、そもそも共用部であるバルコニーでの喫煙自体を見直す動きも出てきています。騒音は音源を特定しにくく、感情的なトラブルになりやすいため注意が必要。

 

Q9

そもそもマンション管理士ってどういうことをしてくれるの?

 

A.マンション管理に必要な専門的な知識を補い、住民の負担を減らし、マンション管理組合の適正な運営をサポートする

 
これが非常に理解されにくいところで、管理人と間違われたりすることもあるのですが(笑)、簡単に言うと、住民の皆様の合意形成と適正なマンション管理組合運営のお手伝いです。何かを決定するには調査や検討、調整などが必要ですが、そのお手伝いをすることで住民の皆様の負担を減らし、皆様には「決定」に注力していただけるようになります。

 
Q10

マンション管理上の「団地」と一般的にイメージされる「団地」は違うって本当?

 

A.1区画の土地に複数の建物があり、土地や附属施設が共有になっている場合、区分所有法上「団地」と定義される。新築のツインタワーマンションなどもこれにあてはまる

 
5階建以下のエレベーターがない集合住宅の集まりを連想される方も多いかもしれませんが、区分所有法の定義としての「団地」とは、1区画に複数の建物があり、土地を共有している形状のことを指します。この「団地」に関する法律は理解が難しいのですが、多くの案件を担当するうちに知識とノウハウが蓄積され、得意分野のひとつとしています。

 
 

Q.1 「マンションは管理を買え」とよく言われますが、その根拠は?
Q.2 マンションを買う前に、自分でも調べられることは?
Q.3 専有部のリノベーションで気をつけるべきことは?

 
Q.4 自主管理のマンションは、買わない方がいい?
Q.5 管理費や修繕積立金が安すぎるマンションは、買わないほうがいい?
Q.6 管理会社や、大規模修繕を依頼する会社は大手の方が安心?
Q.7 定期借地権付きマンションは、買わない方がいい?

 

取材協力
_NKN1011

平山 晃さん(マンション管理士)

1969年生まれ。適正なマンション管理組合運営をサポートする、マンション管理士事務所「なごみ」代表。特に団地型マンションを得意とし、規約・法律に明るい。首都圏のマンションを中心に管理規約の見直しや新規での管理規約の作成、管理委託見直し支援、顧問、管理者管理、各種改善提案などの実績多数。メールによる相談や、面談も受け付けている。 http://office753.com/

 

ストライプ

関連するリノベーションについて学ぶ記事

人気のリノベーション事例