タワーマンションのメゾネットをリノベ。2階からも景色が楽しめる、本物の素材を追求した空間へ
アレックス (設計・施工)


雄大な景色を2階から眺められるよう、腰壁を透明ガラスに変更。上下階の空間がつながり、広がりと楽しさを獲得しています。
DATA
美しく幸せな空間を多くの人に創造する
輝きのあるガラスや大理石に囲まれた美しい空間
53階建てタワーマンションの最上階にあるメゾネット住宅。施主夫妻がこちらの住まいを手に入れたのは15年ほど前のこと。2人の子育てをしながら長年暮らし、そろそろ「部屋の印象を変えたい」とリビングを中心としたリノベーションを決意しました。
暮らし慣れた間取りはあえて変更せず、ガラスや大理石など本物の素材を使うことを主眼に置いてプランニング。家族が集まるリビングは洋室との間の壁を撤去し、広がりと明るさを得られるガラスの3枚引き戸に取り替えました。床はフローリングから天然の大理石に。光沢や模様などほかの素材にはない美しさや質感で、上質な空間をつくり上げています。
柱やフレームのないガラスの壁で明るく開放的に
2階の廊下は眺望の妨げになっていた腰壁を取り払い、透明ガラスに変更。飛散防止フィルムを2枚のガラスで挟み、その重さに耐えられる特殊な金物で4か所だけで固定しました。柱もフレームも取り付けないことで、視線が1階の窓から屋外へと抜けるとともに、すっきりと軽やかなデザインになっています。
廊下の奥の洋室も、リビング吹き抜け側の壁をなくしてガラスを設置。廊下と同じくフレームは設けず、広いガラス面からリビングの採光を取り入れて心地よさがいっそう高まっています。また上下階の空間がつながり、ダイナミックな開放感も獲得しています。そのほかの画像を見る
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リノベりす編集部コメント
床や壁に使われている大理石、フレームのないガラス壁など、本物だからこその素材感が印象的です。壁をガラスに変えることで、2階からも景色が楽しめるようになり、加えて開放感もアップしていますね。