ニュアンスグレーが醸す、アーティスティックな美しさ。大人の住み替えリノベーション
アートリフォーム (設計・施工)
DATA
間取り図
住まいのリアルな課題点に、女性プランナーがさまざまなニーズに合わせて柔軟に対応
シックなモノトーンを自分流にアレンジ!
それぞれ50代60代を迎えることをきっかけに、住み替えを考え始めた夫妻。これまで暮らしていたのは2階建ての一軒家でしたが、新しい住まいには駅近のマンションを希望していました。立地にこだわってようやく出会った物件は築年数が古く、長く人が住んでいなかったこともあり、暗い雰囲気だったのだそう。そこで、LDKを中心としたリノベーションを決意し、親身になって要望を聞いてくれると感じたアートリフォームに依頼することにしました。
2人がめざしたのは、モノトーンの中にアクセントカラーや温かみを加えたインテリア。石目調ホワイトのフローリングや白い壁、ガラスの建具を基調として、色や素材のミックスを楽しむ空間に仕立てています。
ガラスの引き戸で間仕切りながら、明るさと広さをキープ
リビングと洋室の間には、黒いフレーム+透明ガラスの間仕切りを設置。当初はアルミ枠にすりガラスという組み合わせにしていたものの直前に変更し、部屋を区切りながらも広さを維持しています。奥の洋室は、お気に入りのアートや家具、観葉植物を並べて、モダンなギャラリー風に。ショールームに何度も足を運び「フランスのインテリア雑誌に出ているような」ニュアンスグレーの壁紙を選んだのだそう。
好きなものに囲まれ、大きな窓から海が眺められる自分たちだけの空間。休みの日には、キッチンに立ちながら景色を堪能し、料理や会話、軽い食事など2人の時間を楽しんでいます。
ビフォー・アフター
MATERIAL
壁:LIXILエコカラット(グラナス ルドラ/リビング一部)
間仕切り:LIXILラシッサ(アイアンブラック)
玄関収納:Panasonic(コンポリア)
INSTRUMENTS
キッチン:トクラス(Berry)
システムバス:TOTO(マンションリモデル)
洗面台:トクラス(エポック)
トイレ:TOTO(ピュアレストEX/紙巻き器・タオルリング付き)
リノベりす編集部コメント
間仕切りに透明ガラスを使うことで、用途の違う部屋を区切りながらも、開放感のある住まいになっています。格子の黒枠がモダンで、モノトーンのインテリアに似合っていますね。ギャラリーのような空間が、住まいの雰囲気をランクアップさせています。