家事を気持ちよく片づけられる!キッチン、収納、ランドリールームを効率よく整えたマンションリノベーション
アートリフォーム (設計・施工)
DATA
間取り図
住まいのリアルな課題点に、女性プランナーがさまざまなニーズに合わせて柔軟に対応
キッチンの配置を変えて空間を広く使う
転勤前に住んでいたエリアを気に入っていたため、戻るタイミングで中古マンションを探し始めたOさん夫妻。リノベーションを前提にしていたので、リノベ会社の検討も同時に行いました。地元の不動産屋に紹介された条件ぴったりのマンションは、内見に同行してもらったアートリフォームから改修に適していると太鼓判をおされて、安心して購入。提案されたプランや、要望に真摯に向き合う姿勢が気に入り、リノベーションを依頼することにしました。
主なリクエストは、「個室は小さくてもいいのでLDKを広く」、「ものが多いので収納を工夫」、「花粉対策で室内干しスペースがほしい」の3つ。LDKは、対面式のキッチンを壁付けにし、空間を広く使うプランを採用しました。オープンになったキッチンスペースには、ゴミ箱などを収納できる作業台を設けています。直天井、直床、大きな梁と、築古ならではの構造は、工夫を凝らして住みやすく。撤去できない大きな梁は、キッチンとランドリールームの境に配することで、空間になじませました。床は全面床上げして配管を移設しやすくしつつ、天井は造作する部分・しない部分を分けて、天井高にも配慮しています。
通り抜けられる大型のクローゼットに集中収納
リビング横の和室は、LDKから子ども部屋に抜けられるウォークスルークローゼットに変更。衣類のほか季節用品やアウトドアグッズなどをまとめて収めました。さらに、リビングにもクローゼットを設けることで、コンパクトな個室にモノがあふれないようにしています。
室内干しスペースは、以前パントリーがあった場所を活用。洗面脱衣室とひと続きにし、洗濯機や物干し竿、洗濯物を回収するカゴなどを完備しました。普段はサーキュレーターを使って乾燥させていますが、湿気がこもらないようキッチン側に室内窓を設置。取り込んだ衣類をしまうクローゼットにも行きやすく、洗濯動線の短縮にもつながっています。ビフォー・アフター
リノベりす編集部コメント
対面キッチンから壁付けにすることで、空間がつながり広く使えていますね。その分、収納やランドリールームにスペースを割り振ることができて家事がスムーズに流れていると思いました。室内窓や小さな棚が部屋に温かみを添えています。