溶岩石タイル、モルタル、ウッドパネル。180㎡マンションを素材感あふれる住まいにリノベーション
フィールドガレージ(FIELDGARAGE) (設計・施工)
DATA
間取り図
「参加するリノベーション」をモットーに、住まいを豊かにする”ものづくり”の会社
小上がりとデスクコーナーで空間を使い分ける
実家のマンションを受け継ぐことになったCさん。専有面積180㎡の贅沢な広さを最大限活かし、既存の間取りは変更せず自分好みの空間に仕立てました。
ともすれば広すぎると感じるリビングダイニングには、畳敷きの小上がりスペースをつくり、横型ルーバーを使って半個室風に。天井もそこだけ木張りにすることで、ちょっと特別な雰囲気になっています。その隣は、家族みんなで使えるコの字型のデスクコーナー。PCや書類関係もすっきり収まるオープンプランで、家族の気配を感じながらも一人の時間が過ごせる場所として大いに活用しています。
リビングにいくつかの特徴のあるコーナーを設けることで、空間にメリハリが生まれ、家族が集まりやすい空間になりました。
味わい深い素材を組み合わせて個性的な空間に
広い空間を表情豊かに演出しているのは、Cさん夫妻がこだわった「素材」。壁材をコーナーごとに変える、天井の一部に木を使うなど、内装材にバリエーションをもたせました。
テレビを置く壁一面は、グレーの濃淡が美しい溶岩石タイルに。また大好きなアートを飾れるよう部屋のいたるところに木製パネルを取り付けています。キッチンは天板とキャビネットを再利用し、設備機器は交換。扉を木目調の化粧シートで整えることで、キッチン全体のイメージを大きく変えました。以前からあったテーブル一体のキッチンカウンターも使い勝手を改善するとともに、モルタル塗装でデザインを一新しています。
MATERIAL
壁:溶岩石タイル、大谷石、木製パネル
リノベりす編集部コメント
個性豊かな素材が大胆に配された、明るくスタイリッシュな空間ですね。広さを活かし、小上がりやデスクコーナーをつくることで、ますます家族が仲よく過ごせる住まいになっていると思います。