今の暮らしを見直して段階的にリノベ。まずはキッチン、収納、洗面、動線を刷新!
FILE(ファイル) (設計)
DATA
自社工場でつくる家具やオリジナルキッチンなども人気。デザインや素材だけでなく思いも大切に空間をつくり上げる
「キッチンは黒」あとはプロにお任せのリノベプラン
中古のマンションを購入後、特に改修することなくそのまま生活していたKさん夫妻。2人の子どもが成長するなかで個室をつくってあげたいと思い立ち、リノベーション会社FILEに相談。現地調査で、家の細部までチェックしてもらいました。
するとキッチンが4人家族にしては手狭なことや家全体の収納場所が少ないことなどから、間取りや動線の改善を提案され、Kさんは再考。まずは子ども部屋ではなく、生活の基盤となるLDKや水まわりをリノベーションすることにしました。プランニングにあたっては「キッチンは黒で統一して欲しい」という希望だけ伝え、あとはすべてお任せしています。広い通路を活用した、ファミリークローゼット
Kさんファミリーのライフスタイルをもとに、キッチンをはじめとする水まわりを大幅に移動。シンク前に窓があり、自然光を感じられるキッチンは、収納棚を両脇に造りつけたオープンタイプに。また混雑しがちな朝の身支度がスムーズに流れるよう、洗面室を広くとりました。
広々とした通路は、家族の衣類を1か所にまとめたファミリークローゼットとして活用。ハンガーパイプや収納ボックスを駆使して空間を無駄なく使い、しまいやすく取り出しやすいクローゼットを実現しました。さらに洗濯機のある洗面室を近くに配し、アイロンがけのできるカウンターを設けることで、洗濯動線を短縮。大きな窓から光と風を取り入れた場所で、家事が気持ちよく片づけられます。
リノベりす編集部コメント
家族と話をしたりくつろいだりするダイニングキッチンは、カフェのような居心地のよさがあります。おもてなしも似合う洗練された空間だと思いました。スペースを有効活用している通路のファミリークローゼットも真似したいアイデアですね。