1台3役のアイランドカウンターで空間を有効活用。家事動線もストレスフリーの3階建てリノベーション
FILE(ファイル) (設計)
アイランドカウンターをLDKの中心に配置。ダイニングテーブルを兼ねており、食事、収納、キッチン作業をこなすカウンターです。機能をまとめることで、空間にゆとりが生まれました。
DATA
間取り図
自社工場でつくる家具やオリジナルキッチンなども人気。デザインや素材だけでなく思いも大切に空間をつくり上げる
家の不具合をきっかけに全面的なリノベーションへ
3階建ての戸建て住宅に暮らしていたTさんファミリー。2階にあるリビングの天井が雨漏りしたことをきっかけに、家全体のリノベーションを考え始めました。
以前から気になっていたのは、暮らしにくい生活動線。また、子どもが中学生になることから「より心地よい整った住まいにしたい」という思いもありました。
窓際は新たなソファコーナーに。家具の配置も見直し、くつろぎ感を得ています。
LDKと洋室の扉をなくして2階の風通しを改善。光や風を調整しやすいよう、カーテンからブラインドに変更。
海外暮らしを反映した、エレガントなインテリア
2階のLDKはキッチンのスペースを広くとり、中心にアイランドカウンターを設置。配膳や片付けに便利なのはもちろん、収納とダイニングテーブルの機能も兼ね備えることで、空間を有効に活用しています。
1階の洗濯機で洗い、3階のバルコニーに干していた洗濯動線は、1階の洗面室にASKOの洗濯機と乾燥機を導入し、無駄な動きと時間を短縮。家事の環境を整えることで、家の住み心地が大きく改善されました。
さらにグレーを引き立てる白いモールディングを天井などにあしらい、海外のような雰囲気をつくり上げています。
LDKは、温水床暖房を新設してタイル張りに。タイルの蓄熱効果で部屋全体が効率よく暖まります。
壁付け収納にはASKOのスチームオーブンをビルトイン。神棚用のオープン棚を上部に設けました。
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親子の会話も弾むオープンプラン。ソファコーナーや第2のダイニングなど、思い思いにくつろげる場所もつくっています。
機能だけでなく、見た目も美しいアイランドカウンター。
下部にはトースターと電気調理鍋を収納。
第2のダイニングコーナーには、ルイスポールセンのステム・フィティングを。
ウールサイザルを敷いた子ども部屋。壁には本棚を造作しました。
ASKOの洗濯機と乾燥機を設置し、洗濯をラクに。
グレーと白を組み合わせた、上品な玄関スペース。
壁いっぱいを使って新たに収納を設けました。
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リノベりす編集部コメント
食事とキッチン作業、さらに収納もたっぷりできるカウンターのおかげで、以前より空間を広く使えていますね。キッチンの動線が良くなったことに加え、乾燥機によって洗濯動線も短くなり、毎日の家事がスムーズになっています。グレーと白をメインとしたインテリアが洗練されています。