平屋で暮らす。DIYと好きな自然素材を取り入れたリノベーション。
住工房 (設計・施工)


年月を経て味わいを増した小屋梁が、過去と現在が溶け合う豊かな空間を演出しています。木や漆喰のもつナチュラルな味わいを存分に生かしたダイニングキッチンです。
DATA
間取り図
長く暮らす家だから、シンプルで飽きないリノベーションを
陽だまり+薪ストーブの輻射熱で、心地よい暮らしに
緑豊かな環境に建つ木造の平屋。こちらに暮らすIさん夫妻は、冬になるととても寒く、コンクリートからの湿気が多いことが悩みだったそう。その解決に加え「自然体で飾らない暮らし」をテーマに、リノベーションを開始しました。
家族が集まるLDKは、壁を取り払い広々とした一室空間とし、奥までポカポカした日差しが届く間取りに変更。高さにこだわったキッチンの窓とデッキがつながり、暖かな空気が循環するようになっています。
またリビングには、夫の憧れだった薪ストーブを設置。遠赤外線の輻射熱で身体の芯までじんわりと暖まり、炎の揺らめきを眺めながらゆったりと過ごすことが至福のとき。穏やかな時間の流れる、ホッとできる場所になりました。
爽やかな空気を感じて過ごせる、気取らない自然の素材に囲まれたLDK
調湿効果のある漆喰と無垢材をふんだんに採用したIさん夫妻。LDKの壁は造園業を営む夫が漆喰を使って丁寧に仕上げ、所々子どもたちも参加したので、家族みんなの大切な思い出になったのだそう。床のフローリングにはナラの無垢材をチョイス。美しい木目で傷がつきにくいナラ材は、子どもがいるIさん宅には使いやすく、1年中素足のまま心地よさを楽しんでいるといいます。また小屋梁を見せ天井を高くしたことで、湿気がこもりにくくなりました。
音楽や釣り、畑づくりが趣味という夫と、絵本やウクレレ、機織りや裁縫が好きな妻。そんな、暮らしを大切にする姿勢そのままに、自然の素材感に安らぐ住まいをつくり上げています。
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MATERIAL
床:ナラ無垢材(LDK)
壁:漆喰(LDK)、タイル(キッチン)
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リノベりす編集部コメント
ナチュラルな素材が家じゅうに使われ、深呼吸したくなるような心地よさですね。漆喰の内壁も土や杉板の外壁も、夫のDIY(ちょっと子どももお手伝い)とは驚きました。施主の暮らし方が反映され、愛着もひとしおの住まいになっていると思います。