壁も廊下もゼロにして！心地よい二人のワンルームをリノベでつくる
ゼロリノベ (設計・施工)
LDKの一角にあるベッドルームは、オープン棚とウッドブラインドで緩やかに仕切っています。コンパクトにまとめたことで、大きなソファやテーブルを置ける開放的なリビングダイニングに。
DATA
間取り図
「大人を自由にする住まい」がコンセプト
「ゼロベースに戻して大切なものだけをプラスしていく」という考え方に共感して
そろそろマイホームを手に入れようと考えていたAさん夫妻。当初は新築を選ぶことが当たり前だと思っていましたが、価格面など迷うことも多く、いろいろと情報を集め始めました。そして辿りついたのは中古の物件を購入してリノベーションするプラン。「一番リスクがなく、もっともコストパフォーマンスが良いと思いました」とAさんは振り返ります。
設計・施工はゼロリノベに依頼。もともとシンプルな暮らしがベースにあり、ゼロリノベの「ゼロベースに戻して大切なものだけをプラスしていく」という考え方に共感したそう。実際その言葉通りに、既存の仕切り壁をすべて取り払い、ゼロから新たな間取りに一新。広々としたワンルームを棚やウッドブラインド、カーテンでゆったりと仕切る、風通しのよい家に生まれ変わっています。
木の質感が魅力のリビングダイニング。ゼロリノベのインテリアコーディネーターの提案で、統一感のあるインテリアに。
エコで清潔、こだわりのバスルームでホテルライクな住まいに
贅沢なワンルーム仕様に変わったAさん宅ですが、70平米の部屋がエアコン1台で快適に暮らせるのかどうかが、唯一心配だったそう。ところが住んでみると十分に心地よく、電気代は全国平均の3分の2で済んでいるといいます。また全面フラットな床なので、苦手だった掃除もロボットに任せるようになり、毎日「ホテルライクな生活」を送っているそう。
浴室・洗面室・トイレはひとつの空間に集約し、キッチンも含め水まわりは全てバルコニー側に移動。お気に入りのバスタブからは屋外の眺めが楽しめる、ホテルのような空間になっています。もともと仲の良いAさん夫妻。「いつでも心地よい気配を感じられるのは嬉しいですね。関係性はより良くなっていると思います」と笑顔で語ります。
玄関を入るとバルコニーまで視線が抜け、開放感たっぷり。カーテンで仕切っているのは大容量の収納スペース。
仕切りのないLDKをトータルにコーディネートしながら、ラグなどでスペースに変化をつけています。
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調理しながら会話を楽しめる対面のオープンキッチン。木のカウンターで、厳選した家具とも調和しています。
間仕切りはカーテンとオープン棚、ウッドブラインド。柔らかな雰囲気が空間のアクセントに。
バルコニー側に移動したキッチン。開口部はバスルームにつながり、入浴しながら屋外の眺めを楽しめる工夫です。
Aさん夫妻「こだわりのお風呂」。デザイン性のある置き型のバスタブは、日常的な空間をホテルライクに演出。
ペンダントライトをふんだんに使い、くつろぎ感のある空間に。場所によってスポットライトと使い分けています。
木色の濃淡がかっこいいリビングテーブルと大きなブラウンのソファ、暖かみのあるラグが織りなすリビングコーナー。
担当者と選ぶ時間も楽しく、仕上がりには「良い家具を入れると空間はこんなにも変わるんだな」と驚いたそう。
ビフォー・アフター
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リノベりす編集部コメント
部屋を壁で仕切らず、家族がいつも互いの存在を感じ合うことができる住まいですね。柔らかなものを使ってコーナーを作っていることが、空間全体の心地よさにつながっていると思います。木の素材感あふれるインテリアに囲まれて、思わず深呼吸したくなります。